骨

ほ：骨(ほね)

• 関連項目：たんこぶ

骨の豆知泉 †

• 人間の骨は全身に206個あるが、そのうちの１割強に相当する23個が頭蓋骨である。

• また、両手首と両足首だけで全体の半数を超える（106個）。

• 骨折後には発熱する。

• 女優・秋野暢子?は１日に1,500回の腹筋をして、肋骨を折った経験がある。

• チェコスロバキアのある教会には、人骨で作られたシャンデリアがある。

• 人間の頭骨は、コップに使われることが多かった。クロマニヨン人の時代から。中世では儀式の時、聖人のそれを杯として使った。詩人バイロン?も、それでワインを飲んでいた。

• 創世記には、アダムのあばら骨からイブが作られたとある。中世では、男は女より肋骨が少ないと信じられていた。

赤ちゃんの骨 †

• 人間の骨の数は個人差がありますが、成人で206個前後とされています。
  実はこの個人差は骨というのは成長にしたがって、小さな骨同志がくっついて１個の骨になる事が関係しています。
  

• 生まれたばかりの赤ちゃんはだいたい300個もあります。
  たとえば頭蓋骨は４つに分かれていて、上部には骨がありません。それが成長に従ってくっついて、上部にも骨が出来てくるのです。
  

東大医学部の骨格標本 †

• 「ドグラマグラ」などで知られる作家の夢野久作?の父親は明治時代を代表する右翼思想家・杉山茂丸です。
  杉山茂丸は生前「自分は生きている間はモルモット?である」と公言し、梅毒治療剤などの人体実験を進んで受けていた。
  それだけではなく「死んだ後も医学教育のためになりたい」と遺書を残し、その意志通りに東京帝国大学医学部（現在の東大医学部）の標本室の骨格標本となった。
  その同じ標本室には杉山茂丸と並んで、女性の骨格標本も並んでいるが、実はこの骨格は杉山茂丸の妻、杉山幾茂の物なのです。
  昭和10年に亡くなり標本となった夫に準ずる形で、自らも昭和12年に死去した時、医学教育の為と身を捧げたのです。

10月8日　骨と間接の日 †

• 日本整形外科学会が1994(平成６)年に、骨の「ホ」の字が「十」と「八」の組み合わせで出来ている為に、10月８日に制定した。
  体育の日を直前に控えて、骨と間接の病気に気をつけるように呼びかけるためと言う意味合いもある。
  
• 関連サイト：骨と関節の日(日本臨床整形外科医会のページ)