絶滅

せ【ぜつめつ：絶滅】

絶滅の豆知泉 †

• 数の少なくなった動物は、50年間発見されなくなった段階で「絶滅」したと判断される。

• 地球が出来てから現在までの間に存在した生物の99％の種類がすでに絶滅している。

• 地球環境問題の民間研究機関である「ワールド・ウオッチ」の報告によると、地球上で確認されている植物種はおよそ27万種。さらにその８分の１は絶滅の危機にひんしているとのこと。

• 発見された土地の名前から名付けられた「ミヤコショウビン」はカワセミの仲間で、1887年に捕獲されたがそれ以来2度と発見されていない。30年たって新種として認識されたが死んだ標本1羽にして絶滅種となった。

• 1894年にニュージーランドのスティーブン島に灯台]守として就任した人物が新種の鳥を発見し「スティーブンイワサザイ」と名付けられた。
  しかし発見されたこの年に絶滅した。発見者の灯台守がペットとして持ち込んだネコが原因で。

• 絶滅の危機に瀕しているパンダ。その最大の原因は、世界的に有名になる以前ほとんどを中国人が食べちゃったから。

• マダガスカル沖で1938年に生きたシーラカンスが発見された。
  両生類の祖先のこの原始的な魚は6000万年前に絶滅したと思われていた。それまでは化石でしか見つかっていなかった魚だったので。

• シーラカンスが生き延びてこれた最大の理由は「不味かったから」
  

• シフゾウという動物が中国にいる。漢字だと「四不像」と書く。 角は鹿のようだが鹿ではなく、尾はロバのようだがロバではなく、蹄は牛のようだが牛ではなく、頭は馬のようだが馬ではない、というのが語源。 この動物がヨーロッパ人によって「発見」されたとき、すでに野生種は絶滅していた。（ノポル：尻取雑学から）

絶滅動物に関する知泉 †

《絶滅種》
▽リョコウバト
▽クニマス
▽オオウミガラス?［元祖ペンギン］
▽マンモス
▽ドードー鳥?［不思議な国のアリス］

《絶滅の危機にさらされる種》
▽アホウドリ
▽シーラカンス
▽パンダ

更新履歴 †

• 2000.00.00.
• 2006.02.23