マダガスカル

ま【マダガスカル共和国：Republic of Madagascar】

マダガスカル共和国／Republic of Madagascar †

　　　　　首都：アンタナナリボ
　　　独立年月：1960年6月
　　　　　面積：587×1,000平方キロ
　　　　　人口：15.50×100万人
　　　主要言語：マダガスカル語、仏語
　　国民総生産：3,712×100万ドル
１人当りＧＮＰ：250×ドル
　　　通貨単位：マダガスカル・フラン

マダガスカルの語源 †

• マダガスカルと言う国の名前は東方見聞録?を書いたことで有名なイタリアの冒険家マルコ・ポーロ(1254-1324)の大いなる勘違いをさらに勘違いした為に付けられたものです。
  

• アフリカ大陸東岸にある大きな島国マダガスカルは日本のおよそ1.6倍の広さを誇り、島国としては世界第四位です。
  

• 13世紀にマルコ・ポーロがインド洋沿岸を冒険した時に現地の住民から、アフリカ東部にあるモガディシという港の話を聞き、それを文献に残した。しかしマルコ・ポーロはモガディシュと言う地名を「マダガスカル」と書き綴ってしまったのです。
  このモガディシュというのは現在ソマリア民主共和国の首都になっている港なのですが、マルコ・ポーロはさらに勘違いで「マダガスカルは、スコトラ島の南方約1000マイルにある島」と勝手に島の話にしてしまったのです。
  

• それから200年以上経った、1500年にポルトガル人のディエゴ・ディアスがアフリカ東部で大きな島を発見し本国へ報告をした。
  当時のポルトガル王は「東方見聞録」を読んでいたために即座に「それはマルコ・ポールが書いていたマダガスカルの事だ！」と勘違いをしてしまうのです。
  その為に、その島に入植したポルトガル人達はその島の事を「マダガスカル」と呼ぶようになったのです。
  

• ちなみにポルトガル人が入植する以前から住んでいた住民もいるのですが、彼らはこの島を「マラガシィ：山の人々」と呼んでいました。
  

更新履歴 †

• 2002.00.00.知泉