風呂 のバックアップ(No.2)


【ふろ:風呂】

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風呂の豆知泉

  • 15分風呂にはいると1キロを走った程のエネルギーを消耗する。高齢者や心臓疾患患者の入浴中の死亡が多いのはそのため。

  • 石川五右衛門が入った風呂は「五右衛門風呂」と言う名前で有名。しかし五右衛門が入ったのは熱湯ではなく熱油。

  • 風呂につく湯垢の正体は人間の垢と言うより、石鹸の油脂分やの成分の方がほとんど。

  • 風呂に入らないと体が臭くなるのは体に付着した細菌類の出す排泄物のにおい。

  • 江戸っ子は朝風呂が好き。男湯が混んでいることが多いという理由から、与力同心だけは女湯に入ることが許されていた。

  • 江戸時代の銭湯には、風俗取り締まりの規則として「風呂は裸で入るべからず」という法が存在。
    男性は風呂ふんどし、女性は"湯文字"と呼ばれる風呂用の腰巻きを着用しなければならず、決してオールヌードの混浴ではなかった。
    また、朝の女湯はすいていることから、夜勤明けの町廻り同心の入浴用に、女湯にも十手掛けが置かれていた。

6月26日:露天風呂の日

  • 岡山県の湯原温泉が「6・26」を「ろ・てん・ふろ」と語呂合わせして制定。
    まちの活性化や利用者への感謝の気持ちを込めていろいろなイベントを実施している。
  • ちなみに毎月26日は「風呂の日」

湯船って何?

  • お風呂の事を「湯船」と呼ぶことがありますが、お湯の中に沈むのに何故なのか?
    実はこれは江戸時代の銭湯の事情に関係している言葉なのです。

  • 実は現在のようなお湯をたっぷり張ってその中に浸るというスタイルの風呂が一般的な銭湯で行われるようになったのは江戸時代後期で、それまでは基本的に蒸し風呂が主流でした。
    そんな中、銭湯の新しい形態として、港湾や川筋に移動銭湯が出現し話題になりました。
    基本的には船として移動出来るのですが、その船の中に浴槽をつくり、そこにお湯を張って入浴すると言うスタイルで、これこそが『湯船』と呼ばれる物だったのです。

  • その後、一般的な地上の銭湯でもお湯を張った物が出現していくのですが、それまでの蒸し風呂と区別をする為に、そのようなお湯を張った風呂のことも「湯船」と呼ぶようになったのです。

風呂の33度・気温の33度

  • 同じ33℃でも、お風呂の33℃だとぬるくて、気温の33℃だと猛暑に近い。
    同じ温度のはずなのに、何故なのでしょうか?

  • これは、熱伝導率の違いによるものです。
    は熱伝導率が高いため、人体の体温を水へと伝えやすい。そのため、33℃に皮膚温度が下がってしまう。
    逆に空気は熱伝導率が低いため、なかなか下がらない。

  • つまり運動によって生まれた熱は、人体にたまりやすく、それでもの凄い暑さを感じてしまう。
    全て、皮膚温度によって感じ方が変わるため、があると涼しく感じることもありますね。

関連項目

更新履歴

  • 2002.02.17

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