ワイン のバックアップ(No.3)
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- 1 (2006-02-25 (土) 09:09:33)
- 2 (2006-02-25 (土) 09:33:44)
- 3 (2006-06-25 (日) 08:13:44)
わ?:ワイン
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ワインの豆知泉 †
- フランスワインとは、もちろんフランスで取れたブドウを使っているが、1870年代に病害にやられ、フランス国内に古くからあるブドウの木はほぼ全滅してしまった。今あるブドウの木は殆どその後イタリアなどから持ち込んだ物。
ポリフェノールの豆知泉 †
- ワインに含まれるポリフェノールは動脈硬化を抑えるというのは、ワインの大消費国であるフランスでは心臓・血管系の病気が少ないために判明した事。
その為に日本でも「薬効」が大げさに捉えられて一時は大ブームになった。
- しかし、そのワインをガンガン飲むためにフランスでは肝臓系の病気持ちが多いと言う事実は隠されている。
- 日本人は世界に例を見ないほど大量のポリフェノールを摂取している。が、そのほとんどが大豆食品に由来しているので、ワインとは全然関係無い。というか、ポリフェノールの含有量ではワインは豆腐の足元にも及ばない。
- ポリフェノールは環境ホルモンに分類されている。
ワインを寝かせる? †
- 人類にとって最初のお酒といわれています。
よく勘違いされているのが、「◎◎年物のウィスキー」などと言って古い物をありがたがって飲んだりする人が多く、お酒は置いておけば置いておくほど美味しくなるという話。
- ラベルに12年とか8年と寝かせた期間が表示してあるのでそんな誤解が生まれるのだと思いますが、ウイスキー?やブランデーが熟成するのはホワイト・オークの樽に詰めてある間だけ。木肌の細かい穴が外界と通じて微妙な変化が進むわけですがビンに密封してしまうその瞬間熟成は止まってしまいます。
ラベルに表示してあるのはこの熟成期間のことで、作ってから何年たった酒かという意味ではありません。 - 同じ酒でもワインはちょっと違ってビンの中で熟成しますがこれもただ転がしておいたのではダメ。
- 外国の家庭では地下室などにつくった酒蔵に寝かせてありますが、このように摂氏10度から15度くらい、湿度75パーセントという条件が満たされていなくてはなりません。
冷暖房の完備した日本の家庭でこんな条件を維持することはできないので、買ってきたワインは半年以内に飲んでしまうことをお勧めします。
日本ワイン事始め †
- 日本に始めてワインがやってきたとされているのが、1549年(天文18年)の事です。
宣教師として来日したフランシスコ・ザビエルがキリスト教のミサの儀式に使うために持ち込んだ物です。
このワインはキリスト教に帰依した大名・大内義隆への献上品リストの中に時計・眼鏡・鏡・書籍・絵画・コーヒー茶碗などと共に記録されています。
- ザビエルの持ち込んだワインはポルトガル産だった為に、その後「ポルト」の英語読みで「ポート」と呼ばれ、日本でのワインの代名詞だった「ポートワイン」の名前になりました。
もっとも現在のポートワインとザビエルの持ち込んだワインはまったく別物です。
- ポートワインは他のワインが瓶の中でも発酵を続けていくのとは違い、発酵途中でブランデーを加え発酵が止まったものなので、正式にはワインとは言えないのかもしれません。
- しかし、原材料の糖分を最大に引き出したポートワインは口当たりもよいのでデザートワインに適しています。
- 日本で一番最初に製造販売されたワインは鳥井商店の「赤玉ポートワイン」でした。
この鳥井商店はその後名称を変更し、サントリーになりました。
赤い色の秘密 †
- 近年ブームになり、(勘違いの人も多いみたいですが)日本人のワインの消費量はうなぎのぼり?です。特に赤ワイン売れ行きが大きくのびている。
赤ワインは、その製造の際、皮ごとぶどうをすりつぶしている為に、あの赤い色が出るのです。
血管障害を引き起こす原因とされる悪玉 LDLコレステロールの活性酸素による変形された物質なるものも、ワインのポリフェノールの一種の赤い色素アントシアニン(坑酸化作用)で抑制することがわかっている。それは白ワインの10倍も含まれています。
また、これだけではなく血管内を詰まりやすくさせる血小板の集合を抑制する作用もあります。
と言う事で、近年のブームのテーマ「健康」に乗ったワインはオシャレなイメージもあって人気がある。が、結局はワインはアルコール。飲みすぎは、体によくありません。
毎月20日 ワインの日 †
- 日本ソムリエ協会が1994(平成6)年に制定。