ごま のバックアップ(No.2)


?:胡麻(ごま)

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解説

  • ゴマはタンパク質の塊で、その中にビタミンB1・E・カルシウムマグネシウム?など体にいい栄養素がたっぷり含まれている。
    体にいい食品だと言うのは誰でもしっているのですが、実は盲点があります。

  • ゴマの表面の殻はものすごく丈夫に出来ている為に、そのまま食べても完全に消化されないのです。
    つまりごま塩などような物を摂取しても、せっかくの栄養素はほとんど吸収されることなく対外に排出されてしまうのです。

  • だからゴマを調理する場合は、面倒臭がらずにスリゴマにしたり、切りゴマにして、殻を破っておくことは必要になります。
    殻を破ることにより、栄養を摂取できるだけでなく香りも増すので、やるべき事なのです。

原産地


胡の字の秘密

  • ゴマを漢字で書くと「胡麻」。
    同じように「胡」の字を使う物に「胡瓜/キュウリ」「胡椒/コショウ」「胡桃?/クルミ」「胡豆/ソラマメ?」「胡蒜/ニンニ?」などがあるが、これらはすべてシルクロード経由で伝わってきたアフリカやインド・中央アジア原産のもの。

ゴマ塩の製造法法

  • 手許にゴマとがあるからといって、自作のごま塩を作ろうと考えて実行しても、たいがいがシェイクした直後はよくても、すぐゴマと塩が分離した状態になってしまいます。
    実は市販のゴマ塩に使われている塩は特殊な物を使っているのです。

  • 確かに見た目でもふつうの塩と粒の大きさに違いがある事は分かりますが、あの塩はアミノ酸調味料とデンプンとを混ぜた物で、デンプンがアミノ酸と塩をくっつけます。
    その後、水分を蒸発させると塩の結晶がゴマと同じぐらいの大きさになるのです。そして塩に空気が多く含まれるようになり重さもちょうどゴマと同じようになり、一緒に混ぜても分離する事がなくなるのです。

健康【植物油とビタミンA】~

  • ゴマには質のいい植物油が含まれているので、ほうれん草などの緑黄色野菜と併用すればビタミンAが摂取しやすくなる。
    さらにジアスターゼなどの酵素も多く含んでいるので、タンパク質・脂肪の分散吸収を促してくれる。

健康【ゴマをすりましょ】~

  • 成分の植物油には、善玉コレステロールを増やし、悪玉コルステロールを減らす作用がある。
    ただ、その場合にはすったゴマを使用すること。そのままだと、固い殻に覆われたまま消化されずに出てしまう。

健康【禅の世界でのゴマ】~

  • 古くから食用に使われ、精進料理にはゴマ和えが付き物となっている。
    ゴマをすって片栗粉?で固めたごま豆腐は禅の料理には欠かせない。
    中国料理でもごま油をふんだんに使用する。

健康【ゴマの種類と栄養】~

  • ゴマは栄養的にもきわめて優れた食品で、白ごま・黒ごま・金ごまの3種類がある。
    白ごまは脂肪の含有量が一番多く、約50%も含んでいる。その為にごま油に使われている
    黒ごまは独特の風味があり、食品の消化を助ける。ごま和えなどに使われる。
    金ごまは香気があり、懐石料理などに使用される。

健康【コルステロール除去作用】~

  • ごまにはリノール酸が約40%含まれている。
    このリノール酸というのはコルステロールを取り除く作用があり成人病の予防に注目されている。

健康【受験勉強のリフレッシュ】~

  • さらに人体の成長を促進し、健康維持に不可欠なビタミンB1・B12も少量含まれている。
    これらの成分には脳細胞の疲れを取り去る作用もあり、受験勉強などでを酷使した際にも役に立つ。

更新履歴

  • 1998.00.00.知泉

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