闘牛

と【とうぎゅう：闘牛】動物

闘牛の豆知泉 †

• スペインの闘牛で殺される牛の数は年間３万頭ほど。

• 本来、闘牛とは牛の勢いの良い夕方前の午後5時から始める物だったが、観光客が集まらないことからセビリアでは午後6時半スタート、マドリッドでは午後7時スタートになっている。

闘牛の赤い布 †

• スペインでは勇敢な男の職業として闘牛士があります。怒り狂った闘牛を赤い布を巧みに動かしながらひらりとかわす。
  目の前で派手な赤い布をひらひらさせられたら、牛もよけい怒り狂ってしまいます………と言う感じですが、実はあの布の赤い色には、牛を興奮させる要素はまったく無いのです。
  というのも、生物の中でしっかりと色を認識できるのは人とサル?だけで、牛は色を識別できません。それ以外の動物、犬も猫も同様です。
  

• ではなぜ、牛が突進してくるのかと言うと、それは布がヒラヒラと動いているためにイライラしているわけなのです。さらに牛が怒り狂っている裏には、陰嚢を絞り上げられていると言う事情もあります。
  実は、あの赤い布に興奮しているのは、それを見ている観客のほうで、『赤＝血の色』と言う単純な連想で興奮していると言うわけです。

• しかし、他の動物たちは色を識別できないから劣っていると言うワケでなく、逆に人間の認識できない超音波・電磁波・赤外線などを感じることができます。

関連項目 †

• 牛.牛丼?.牛乳?.国産牛.闘牛

更新履歴 †

• 1998.00.00