硬水

こ?【硬水】こうすい

ヨーロッパの硬水 †

• ヨーロッパの水は多くのミネラル（カルシウム・マグネシウムなど）が入っているが、多く含まれすぎていて水道水などはそのまま飲めない国がほとんど。
  ミネラルウォーターは多くのミネラルが入っている渓流の水で、適度なミネラル分と二酸化炭素が含まれているおかげで美味しく感じるが、ミネラルが多すぎると不味くなってしまい、人間が飲むために適さなくなる。

• フランスの水は特にミネラル分が多く、湯沸かし器などを使って煮沸しようと考えると、すぐにミネラル分の溜まった白い石がこびりついてしまう。
• フランスでは料理用にスープストックを作る。その作っている課程で多すぎるミネラルを取り除く方法があります。（詳しくは「スープストック」の項目で）

• ヨーロッパの大地はもともと石灰質が多く、さらに起伏が乏しいのと、地殻変動も少ない。
  その為に、地下に溜まった水は何百年あるいは何千年という単位で溜まり続ける事になる。そのためにミネラル分が大量に含まれてしまうのです。

• フランスなどでは料理用の水は野菜の水分を利用したり、ワイン・牛乳?を使う事が多い。つまりフランス料理?があのような形になったのは必然性があったのです。
  さらにフランスなどヨーロッパでは肉食が中心ですが、ワインが体の酸化防止に役立つという理由もあって、食事中の飲み物となっています。
  （フランスの気候ががワイン造りが最適なのも理由）

• もっともヨーロッパといっても、島国のイギリスはミネラルが少ない軟水。
  そのため水の味に大きく左右される紅茶が多く飲まれる。
  水に問題が多い、フランスを中心としたヨーロッパではコーヒーが好まれる。