ホットドッグ

ほ【ホットドッグ】

ホットドッグ日本デビュー †

• いかにもアメリカ式の食べ物と言う印象のホットドッグ。
  この食べ物は確かにアメリカ生まれですが、印象としては戦後の進駐軍が持ち込んだと言う感じがしますが、実はすでに戦前に入ってきています。
  

• パン食が本格的に日本で普及するのは1930(昭和5)年頃です。それは高級品だったトースターが比較的手頃な値段になり中堅サラリーマン家庭が手にする事が出来るようになったからです。
  その当時はまだ、パンにバターや蜂蜜を塗って食べるのが主流で、ハムやチーズなどを挟む食べ方はあまり一般的ではありませんでした。
  

• それがいきなり、1938(昭和13)年、銀座3丁目の横町に洋風に飾り付けた屋台が登場し、パンにソーセージを挟み温め、ケチャップやマスタード?を付けた「ホットドッグ」と言う食べ物として売り出されたのです。
  これは新しい物好きの銀座界隈の人々に人気を得て、銀座名物となったのです。
  そして、アッという間に全国的に知られる食べ物となっていきました。
  

更新履歴 †

• 2003.07.知泉