ソーセージ

そ【ソーセージ】sausage

語源 †

• 塩を意味する《ソルト：salt》の元々の言い方《サル：sal》が、ラテン語の《salsicia》、さらにフランス語での《saucisse》を経由して《ソーセージ：sausage》になったとされている。
  

歴史 †

• ソーセージの歴史は古く、紀元前9世紀に書かれたホメロスの叙事詩「オデュッセイア」の中で《兵士たちがひき肉をこねて腸につめたものを食べた》と記されている。
  

分類 †

• ソーセージは直径の太さによって種類が分かれる。
  20mm未満がウインナー?
  20mm以上36mm未満がフランクフルト?
  36mm以上がボロニア?と決まっている。
  つまり、本質的にはほとんど同じもの。
  

魚肉ソーセージ †

• 現在、日本のソーセージは、鶏肉・挽肉・魚肉・馬肉・羊肉・豚肉の混合肉が中心ですが、少し前の世代には魚肉ソーセージと言う物は懐かしい響きを感じる事が出来ると思う。
  

• これは1954(昭和29)年、アメリカのビキニ環礁の水爆実験でマグロ漁船が汚染を受ると言う事件があり、汚染されていないマグロまでが印象を悪くして値段が暴落したのをキッカケに製造が始まったといわれている。
  一時期は魚肉ソーセージはあくまでも代用品で、貧乏臭い食べ物として製造中止になりかけたが、現在は、健康志向と言う理由で再び魚肉ソーセージが注目されている。
  

更新履歴 †

• 1998.05.06