サーカス

さ【サーカス】

解説 †

• 1769年?、イギリスの元騎兵隊曹長フィリップ・アストレーが始めたのが世界初のサーカスだと言われている。
  

• アストレーは拾ったダイヤの指輪?を売ったお金60ポンドを元手に曲馬ショーを開催したと言う。
  その曲馬ショーは入場料は無料だったが、１回終わるごとに客から寄付を集めたと言うので、今で言うところの大道芸の様な物だった。
  
• そのショーは大評判となったらしく、翌年からは会場の周囲に席を設けて見物料を取るようになった。
  

• そのれから約10年後の1780年までには、怪力男・フォーチュンリーとバートと言う道化師二人・曲芸師数人などが在籍するようになり、最初の曲馬ショーのみの見せ物から現在のサーカスの原型に発展していた。
  
• アストレー・サーカスはあくまでもメインの見せ物は曲馬ショーだったので、馬以外の動物は「ジャッコ将軍」と呼ばれる猿だけだった。
  

• サーカスに大型獣が登場するのは1816年、パリで興業をしていたフランコニー・サーカスでの事。
  ババとキウニと言う二頭のゾウがデビューし、鼻でリンゴを受け止めたり、ビンのコルクを抜いて中身を飲んだりする芸当を披露して人気を博していた。
  

• 本家のアストレー・サーカスも負けてはならじと、1838年にアメリカ人調教師モロックを招いて、ライオンやヒョウ?などのショーを開催した。
  

10月26日　サーカスの日 †

• 1871(明治４)年.10月26日、東京・九段でフランスの「スリエサーカス」による日本初のサーカス興業が行なわれました。
  

更新履歴 †

• 1998.00.00