ジャンボ

し【ジャンボ】

あいさつ→象→飛行機 †

• 今ではジャンボと言えば「大きな旅客機」の名称として有名だが、元々はアフリカのスワヒリ語で「こんにちわ」の意味。
  

• 1880年代にロンドンの動物園にアフリカからやってきた象に「ジャンボ」と言う愛称が付けられたことがキッカケ。
  この象はその後、興行師に売られアメリカへ渡り、各地でサーカスの興業をして人気者になり、しだいに「ジャンボ」と言う名前が「大きな象」をイメージする言葉になった。
  

• それから約100年後の1970(昭和45)年、ボーイング社が巨大な民間用旅客機747型機を運行させはじめた。
  当初ボーイング社はこれに「エアバス」と言う名称を付けていたが、あるジャーナリストが「まるで巨大なゾウみたいだ」と表現し、昔人気を博したゾウの「ジャンボ」の名称を思い出した。
  

• 最初ボーイング社は、ゾウの名前と言うことで、のろまとか、遅いイメージがあるために嫌がっていたが、いつしか誰もがジャンボと呼ぶようになって定着してしまった。

更新履歴 †

• 2000.00.00