トランポリン

と：トランポリン

その語源は？ †

• 近年はオリンピックの種目などにも取り入れられていますが、サーカスや映画のスタントでお馴染みのトランポリン。
  バネの力で想像以上の跳躍力を発揮することができる道具ですが、もともとはサーカスなどで空中ブランコ?などをする際に下に張られたネットがルーツだとも言われています。
  

• この「トランポリン」と言うなんだか間の抜けたユーモラスな名称の語源は諸説あるのですが、1860年ころのサーカスで「トランポリン」と言う人物によって考案されたとも、イタリア語の「大げさに歩いたり演技をする」と言う言葉に由来するとか、言われています。
  

遊びとしてのルーツ †

• もっとも、こちらは落下したときの安全ネットですが、現在のトランポリンのように高く飛び上がることで楽しむと言うものでは、アラスカで大昔からある遊びがルーツになっているとも言われています。
  それはアラスカに住むイヌイットの人々がセイウチ?やトナカイなどの皮で出来た敷物の真ん中に一人が乗り、それを数人掛かりでセイヤッと勢いよく放り投げ受け止めると言うものです。
  この遊びをまねたのか、偶然なのかは不明ですが、安全ネットのトランポリンがいつしか、遊び道具へ、そして競技の道具へと進化していったのです。
  

更新履歴 †

• 2001.05.12：知泉