ウド

う?【うど：独活】植物

分類 †

• 学　名：ARALIA CORDATA THUNB
  分　類：ウコギ科タラノキ属
  別　名：土当帰（つちだら）
  外国名：英語：UDO-SAKAD

原産地 †

• 東アジア原産で、日本古来の野菜。
  日本・中国・朝鮮?半島に自生
  

栽培 †

• 17世紀頃から京都・大阪で盛土による軟化栽培が始まる。
  江戸時代は愛知・江戸でも軟化栽培が始まる。
  

• 栽培種は早春のものが旬で、香り高い。
  寒ウドは早生で11月〜2月が旬、春ウドは4月〜6月が旬。
  自生の山ウドは香りが強く、歯触りもよいが、市販されているのは栽培種。
  東京ウド、中国地方の大山ウドが有名。
  

ウドは贅沢品？ †

• 江戸庶民に大いに受けて生産高が上がったが、幕府が「贅沢品」として販売を規制したこともある。

調理 †

• 小さく刻んでアク抜きした後、醤油で食べると独特の香りが味わえる。
  軽く茹でてお浸しや和えものにもよい。
  アクが強く、ビタミン類はアク抜きの際に流出してしまうが、独特の香りとさくさくとした葉ざわりは、春の山菜らしい味わいがしてよい。

更新履歴 †

• 1999.00.00