江戸城

え?【えどじょう：江戸城】徳川家康(02)

1. 1541年12月26日　徳川家康：誕生
2. 1590年08月01日　江戸に入府：徳川家康(02)
3. 1615年05月08日　大坂夏の陣：徳川家康(03)
4. 1616年04月17日　徳川家康死去

徳川家康が江戸に入府 †

• 1590[天正18]年08月01日、徳川家康(49)が江戸城に到着した。
  この江戸城というのは元々、太田道灌?(おおたどうかん)が1457[長禄元]年に江戸の海辺に約1年を掛けて築いたお城で、太田道灌はこれ以外にも江戸の基板となる港や町も作りました。
  

• 現在、江戸城(皇居)は海辺と言う印象がありませんが、東京の街の多くが江戸時代に埋め立てられた土地で、現在の日比谷なども海だった場所です。
  しかし、家康が江戸にやってきた1590年は、太田道灌が江戸を町として造り上げようとしていた時代から130年以上も経っており、しかも間に戦国時代を挟んだ江戸は荒廃を極めており、城内の建物も農家同然の館しか存在していなかったと言います。
  そこで徳川家康は完全なるリフォーム大作戦を決行したのです。
  

• 江戸城の周囲は芝の生えた土手だけだったのを、わざわざ伊豆から採石した石で築き直した。この石を運んだ船は3000隻を越えていたと言います。
  

• そして入城より17年も後の1607[慶長12]年に江戸城の本丸や天守閣が完成したのです。
  

更新履歴 †

• 2001.00.00