汗

あ【あせ：汗】

語源 †

• 「熱水」とも「熱湿」も言われている。

雑学 †

• かつて狩猟民族だったころの人間は、狩りの始まった時に自然と手のひらに汗をかいて、手に持つ武器がすべらないようになっていたと言われている。
  

• 現代人が「よっしゃ、一丁やってやるか！」と言う時に、手にツバをぺっとやるのはその時の名残だとされている
  

汗の豆知泉 †

• 身体の表面上で唯一汗をかかない場所は「ヘソ」だけ。

• 物を無くしたり、ウンチがもれそうなときなど人間が精神的に動揺しているときに出される汗の量は、気温が38度のときに出される汗の量とほぼ同じ。

雑学 †

• 汗には3種類の汗がある。
  《温熱性発汗》気温の上昇に伴ってかく汗
  《精神性発汗》緊張や興奮によってかく汗
  《味覚性発汗》辛味など刺激物によってかく汗
  

• 汗とは人体にある温度をキャッチする温受容器の情報が脳の中にある体温調節中枢へ送信され、温度が高いと判断すると自律神経を介して汗腺に汗を出すように指示をするのです。
  《味覚性発汗》の汗とは、辛い物を食べたときに辛味成分のカプサイシンという物質が温受容器を刺激するため、温度が高いときと同じ情報が間違った形で送られ汗をかいてしまうのです。
  

• この《味覚性発汗》は人によっては辛い物だけでなく、チョコレート</a>やチーズなどでも感じてしまう人がいたりします。

更新履歴 †

• 1999.00.00