マクドナルド

ま【マクドナルド】

• 関連サイト○日本マクドナルドhttp://www.mcdonalds.co.jp/
• 関連項目○ハンバーグ・ハンバーガー・マクドナルド・ナゲット

マクドナルドの豆知泉 †

• マクドナルドのカウンターの高さは72cm。この高さはお客さんがポケットからお金を出しやすい高さに調整されて造られている。

• マクドナルドの座席が派手な赤なのは、客に長居をさせずに回転率をよくするため。(これは心理学上も、統計学上も裏がとれている話らしい)

• イスラエルでは、マクドナルドでチーズバーガーを頼むと「チーズを入れますか？」と聞かれる。

• 世界で唯一、マクドナルドでビーフ100%バーガーを売っていないのはインドのデリー店。

• インドでは宗教上の理由で神の使いである牛を食べられない人が多いためで、そんな人の為には「羊肉」を使った物があり、大量の香辛料で臭みを誤魔化している。そのハンバーガーは『マハラジャマック』と呼ばれている。

• マレーシアやタイのマクドナルドではやはり宗教上の理由で牛肉を使っていないバーガーがある。こちらは「豚肉」を使っていて「てりやき味」が『サムライバーガー』と呼ばれている。

• 香港のマクドナルドでは「てりやきバーガー」は『ショーグン・バーガー』と呼ばれている。

• マクドナルドでは無いが、シンガポールの『A＆W』というアメリカ系ファーストフードでは「てりやきバーガー」は『ニンジャバーガー』と呼ばれている。

• マックではフライドポテトを揚げる時には「M」の字を1回半描くように油の中を泳がせるようにと指導されている(らしい)。

• 京都市街のマクドナルドの看板は、派手な看板などを規制する条例に引っかかるためにお馴染みの赤と黄色の組み合わせは使われおらず、おとなしい茶色などが代用されている。
  セブンイレブンも同様。

• 軽井沢?のマクドナルドやセブンイレブンでもお馴染みの色が使えない。

• マクドナルドの店員心得とも言われる『スマイル￥0』という言葉は、もともと大阪のマクドナルドの店員の間で遊びで使われていた言葉が全国に広まったもの。

• 関西人はマクドナルドの事を略して「マクド」と呼ぶが、フランス人も「マクド」と略する。

• アメリカのクリーブランド市のマクドナルドは、戦争時の避難施設に指定されている。

• マクドナルドは店員の行動はびっちりマニュアルで決められているが、最近アルバイトなどの質の低下から「文字で書かれたマニュアルを理解出来ない」と言う理由で漫画形式に変えた(らしい)。

• マニュアルがびっしり決められているマクドナルドのカウンターサービスの平均は3分32秒。
  サービスがもっとも早いのはアメリカ・シカゴの3分08秒。
  サービスがもっとも遅いのはワシントンDCで4分03秒。
  ドライブスルーでの平均は3分51秒。
  サービスがもっとも早いのはやはりアメリカ・シカゴで3分28秒。
  サービスがもっとも遅いのはやはりワシントンDCで4分27秒。
  

• 日本マクドナルドの社長・藤田田(ふじた・でん)は創業当時「マクドナルドを100年食べ続ければ日本人は金髪になる」と豪語していた。

• 当時、それは笑い話だったが、30年も待たずに多くの(若い)人がその通りになった。

• 藤田田は「アメリカ人は甘い・しょっぱい・辛いの3種類の味しか分からない。中国人は5種類分かる。繊細な日本人はそれにダシ(うまみ成分)の味を加えて7種類分かる。」と言っていた。そこで「マクドナルドのハンバーガーを使って、俺は日本人の味覚をアメリカ人並に単純化してやろうと思った」と、アメリカ人に向かって豪語していた。

• 日本マクドナルドの藤田田社長名前《田》の由来を本人は「お喋りだから口にばつをした。」と言っている。

• 別の説では、キリスト教徒の母親が「余計なことを喋りすぎないように口に鍵を(十)かけた」とも言われている。

• さらに別の説では、キリスト教徒の母親が「口に十字架(十)を入れた」とも言われている。

マクドナルド・デビュー †

• ［→マクドナルドの話はハンバーガーの誕生の話から続いています。］
  今や世界中に広がったハンバーガー・チェーン店の『マクドナルド』は、モーリス＆リチャードと言うマクドナルド兄弟が1948(昭和23)年12月にカリフォルニア?州サンバーナディで始めたドライブインストアが出発点です。
  

• この店では最初ハンバーガーは売っておらず、フライドポテト＆ミルクシェイク(後のマックシェイク)だけの店だったが、簡素化と効率化を計ったこの店は客の回転率が高く評判を呼んでいたのです。
  

• まず、人件費を削る為にカウンターで商品を渡すセルフサービス形式にした事。
  食べるとき手づかみでOKで、ナイフやフォークを使わなくても大丈夫なメニューだけに絞った事。
  そして、とにかく安く量を売ることを心がけた事。
  

• これにより『マクドナルド』は評判の店となったのですが、次に登場したメニューがハンバーガーで、これで一気にカリフォルニアを代表する店となったのです。
  ※ハンバーガー(15¢)フライドポテト(10¢)シェイク(20¢)
  

マクドナルド・チェーン展開の成功と悲劇 †

• この大評判の店に目を付けたのが、『マクドナルド』にミルクシェイク製造器を降ろしていた、クロックという人物でした。
  

• マクドナルド兄弟に、この素晴らしい販売方法をフランチャイズ化しようと持ちかけ、1953(昭和28)年にアリゾナ州フェニックスにフランチャイズ第1号店がオープンしたのです。
  このフランチャイズ第一号店に現在もマクドナルドのシンボルとなっている「M」をデザインした金色のアーチが取り付けられていました。このシンボルの第一号アーチは現在ミシガン?州のヘンリーフォード美術館に保管されています。
  

• この『マクドナルドチェーン』は、最初、兄弟に全店の総売上の0.5％を支払うと言う約束で始めたのですが、1961(昭和36)年、全米に520店舗が出来た時点でクロックの陰謀により、全ての権利を奪い取られてしまったのです。
  その権利を奪われてしまった兄弟の手に最終的に渡されたのは270万ドルだけで、それ以降はマクドナルドと言う名前が付いていながら、マクドナルド兄弟とはまったく関係のないビジネスになってしまったのです。
  

マクドナルドの名前の由来 †

• 前述の通り、「マクドナルド」チェーンはマクドナルド兄弟の名前からですが、そのマクドナルドと言う名字はもともとどんな意味だったのか。
  

• 頭の「Mac」はアイルランドやスコットランドなどケルト系の姓で「〜の息子」という意味。
  「Donald」は「世界」と「強大な」という単語が組み合わさってできた名前で、航空機メーカーの名前にもなっている「マクドネル」とは語源が共通である。
  

関西と関東 †

• 関東ではマクドナルドの事を「マック」と呼びますが、関西では「マクド」と呼びます。それも「ク」にアクセントを置くので、関東ではちょっと別の物のように聞こえます。
  

マック：北海道・福島県・新潟県〜静岡県までの10都県
　　　　石川県・富山県・岡山県・九州全域・沖縄県
マクド：大阪府を中心とした近畿4府県・鳥取県・島根県・愛媛県・高知県・徳島県
マクドナルドとフルネームで呼ぶ
　　　：千葉県・長野県・愛知県
それ以外の地域が両方使用している。

• この理由として、大阪人は「ド根性・ド迫力」などの「ド」が好きなので「マクド」と言う呼び方になったと言う説があります。
  あるいは関東は母音をハッキリ発音しないので「マック」、関西は母音をハッキリとのばし気味に発音するから「マクド」だと言う説もあります。
  東北で両者が混在しているのは、北東北は関東からも遠く、逆に日本海の北回り海運を通して関西の影響を受ける可能性の方が高いと云われています。
  

• ちなみに、ケンタッキーフライドチキン?の事を関東では「ケンタッキー」「ケンタ」と呼ぶのに対して、関西では「ドチキン」と呼ぶという噂もあります。
  実はこの呼び方は、関西のお笑いタレントがネタとして言い出したモノで、その当時はそんな風に言う人はいなかったのですが、そのネタを信じて言い出す人もごく一部では存在するようです。
  

マクドナルドの出来事 †

• 1971年07月20日：マクドナルド日本1号店が銀座三越にオープンする
  
• 1990年07月04日：モスクワにマクドナルド1号店