カゴメ

か?【カゴメ】

カゴメの豆知泉 †

• カゴメ株式会社の創業日は創業者が蒔いたトマトが最初に発芽した日。

解説 †

• トマトケチャップで有名な日本の食品メーカー。
  まずカゴメの創業者・蟹江一太郎氏は陸軍の経験があり、その時に世話になった将校から「これからの時代は西洋野菜が流行ると思うから栽培してみたらいいかもしれない」とアドバイスを貰い、当時はまだ日本に普及していなかったトマトやレタスの栽培を始めたのがきっかけとなっていると言います。
  

• しかし当時のトマトは今のようなマイルドな物ではなく、香りがきつく、それまでの日本人の口には合わないものでした。
  そのため、生で食べるのより加工したトマトケチャップやピューレなどとして売るしかなかったのです。
  

カゴメのマークと名前 †

• 最初はトマトケチャップなどを製造販売している日本のメーカーはここだけだったのですが、しだいに競合他社が出てきたために登録商標を申請することになったのです。
  

• まず最初は、助言をもらった陸軍将校さんに敬意を表して、陸軍でも使用している星マークを申請しました。
  しかし「陸軍の印を使うとは何事か！」と陸軍から却下されてしまうのです。
  

• そこで、星マークを変形させて新しいマークを考案したのですがそれも却下、と何度か却下されたのち、星マークの変形で三角を上向き（△）下向き（▽）にしたものを重ねた六角形で登録した。
  その意味を知らずに登録したのですが、それはいわゆる『ダビデの星』と言われる、ユダヤの《六芒星：ろくぼうせい》だったのです。
  この当時の社名は『愛知トマト製造』と言う物でした。
  

• しかし、このマークはトマトなどを収穫するときに使用するカゴの網目にそっくりだったのです。そこで、誰とは無しに問屋や小売店などが通称として『カゴ目』と言い出したのです。
  そこで1963(昭和38)年に通称の方が一般的になったと言うことで「カゴメ」を正式社名にしたのです。
  ※現在は、マークは別のマークになっています。
  

更新履歴 †

• 2000.00.00