オルコック

人名お【オルコック】Ra therford Alcock

オルコック †

誕生：1809年05月
忌日：1897年11月02日
出身：イギリス・ロンドン近郊イーリング
幕末期のイギリスの外交官

1809年 †

• 医者の息子として誕生し、ウエストミンスター病院と王立ウエストミンスター眼科病院に学生として入学。

1825年 †

• フランス.パリへ渡り、解剖学・化学・博物学などを学び、医師になる勉強を続けた。その一方でフランス語やイタリア語などを習得し、文学や芸術方面に強く目覚めた。
  帰国後は病院?住み込み医師として働く
  

1832年 †

• ロイヤルカレッジより外科医の免許を受け、その後はポルトガル・スペインでイギリス軍派遣部隊の軍医として1838年までの6年間従事した。

1839年 †

• 王立内科・外科教会の会員となって、サイデンハム・カレッジの外科学講師となる。

1842年 †

• 内務省の解剖検査官をも務めたが、この頃よりイベリア半島に従軍した当時に受けた傷の後遺症で料理親指が麻痺症状がでるが、これは外科医としては致命傷となった。

1844年 †

• 外務省の中国在勤領事の募集に応募し合格、中国福州の初代領事に転身した。
  同年11月から翌年1845年3月までアモイ領事・1846年上海領事・1855年広東領事を歴任する。

1858年12月21日 †

• 初代の駐日総領事に任命された。

1859年6月26日(旧暦安政6年5月26日) †

• 江戸湾に来航し着任し、同年11月・公使へと昇任した。
  オルコックは探求心の旺盛な人で、日本文化を勉強し後に日本語や日本の暮らしに関する書物も残した。
  さらにオルコックは記録に残されている富士山に初めて登った外国人とされています。

1862(文久2)年春 †

• 一時帰国。

1864(元治1)年6月 †

• 帰任し、下関事件の解決に貢献した。
  
• 同年11月26日：召還命令に従い帰国。
  イギリスの対日政策の基礎を形作る一方で、語学に興味を見せ『日本語文法』『日本語会話』や『大君の都』などの文献も書く(大君の都は100年以上経った1962年に山口光朔氏によって訳された)。

1865年・清国公使~ †

1869年・帰国~ †

1897年11月02日・死去~ †

更新履歴 †

• 1999.00.00