ちゅうちゅうたこかいな

Last-modified: 2006-06-28 (水) 04:18:33 (6512d)

【ちゅうちゅうたこかいな】

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意味

  • 数を数える時に言う数え歌の様な物で「ちゅう・ちゅう・たこ・かい・な」とリズムに合わせて2つづつ計っていくと、ちょうど10になる。
  • 一種の数え歌。

語源

  • この言葉の一番最初のルーツは、平安時代の貴族達のすごろく遊びから来ている。その遊びの最中に2が重なる事を「重二(ちょうに)」と言い「重二重二」と二度続けていっていた。

  • これが江戸時代にばくちが流行するようになり、遊び人たちは丁半ばくちで2つ振ったサイコロの目が共に2の目を出した場合「重二(ジュウニ)」と言うようになった。これは前述の平安時代からの言葉が変化したものです。
    その「ジュウニ」が次第に「チュウニ」へと代わり「ちゅうちゅうたこかいな」で唱われる「ちゅう」に変わったのだ。

  • で、何故その後に「たこかいな」が付くかというと、突然学術的になってしまう。
    「チュウニ=ちゅう」は2が重なる事を意味していた。つまり「2+2=4」と言う事になり、2度言うということから「(2+2)+(2+2)=8」となる。
    で8と言えばタコの足の本数になるので「ちゅう・ちゅう」と来たら「たこかいな」と言うワケなのだ。

  • ここで言う「かいな」は疑問を著している言葉ではなく「腕(かいな)」の事です。つまり「たこかいな」は「蛸の腕(足)」と言う意味なのです。
    それがいつしか10を数えるときのフレーズになったのだ。

更新履歴

  • 1998.00.00
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