お台場

お?【おだいば：お台場】東京都

おだいばって何？ †

• 1853(嘉永6)年.08月24日　品川沖に台場の築造はじまる・江川太郎左衛門

• 現在、東京湾の御台場（おだいば）というと観光スポットになっていますが、もともと「台場」というのは、ペリー提督?が来航して開国を迫っていた時代に、江戸湾の警備のために造られた砲台を備え付けた前線基地だったのです。［黒船］
  
• この御台場の築造は海防掛だった江川太郎左衛門が指揮して、1853(嘉永6)年8月24日からはじまりました。
  

• まずこの海岸を埋め立てに使った土は、高輪泉岳寺の境内や、近隣の大名屋敷などにつくられていた築山などの土を崩して運び、石積みや石垣用の石は近郊から切り出した。
  その突貫工事のために江戸周辺の船が2000隻もかり出されたのです。
  

• しかし本来の計画では全部で２列21基の台場を造るつもりでいたのですが、逼迫した幕府の財政のために、この年の12月に11基の台場が完成した時点で計画は中止されてしまったのです。
  

更新履歴 †

• 2000.11.23