[[ふ]]【ふね:船・舟】
#counter(today)
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*なぜ鉄の塊が浮く? [#a3a8e2ad]
-[[鉄]]のかたまりであるはずの船が[[水]]に浮くと言うのは、考えてみれば不思議なことだが、液体に物を入れると、その物に対して押し上げようとする力・浮力が働くためです。~
船が浮くためには、たった一つの条件を満たせばいい。船よりも浮力の方を大きくすればいいのだ。そのためには、単位体積あたりの重さを軽くせねばならないので、船の内部を空にして、大きくしていく。~
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-まだピンとこないのであれば、1kgの鉄のかたまりは、そのまま水に入れても沈んでしまうが、もの凄くうすく、平らに延ばしてから水に入れようとすると浮くのがわかる。それをもっと大きくし、船の形にすると当然浮くことになるのです。~
*船出・テープ [#qa7ab0fa]
-船出のシーンに大量のテープが投げられる。~
これを考案したのは[[サンフランシスコ]]に住んでいた森野庄吉と言う日本人。~
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-[[1915年]]サンフランシスコで万国博覧会が開催され、日本から出品された包装用紙テープが大量に売れ残ってしまった。~
それに目を付けた森野氏が船出のときのテープとして売り出したところ大評判になり、以後出航の際、テープを投げ合うようになったと言う。~
*船の窓はなぜ丸い [#k6d7a894]
-船の[[窓]]はほとんどが丸い(甲板より上の比較的波をかぶりいくい場所や、操舵室など様に視界が必要な場所の場合は四角い場合がある)~
これは、常に波の力などを受け、船体が歪む可能性がある船での知恵。~
四角い窓よりはるかに丸い窓のほうが、耐久性に優れている為と言われている。~
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-さらにブリッジの窓などは、モーターで回転するモップを使って掃除をする為に必然的に丸い窓になる。~
*海難事故の奇跡 [#z7696516]
-1660年12月5日、ドーバー海峡沖で1隻の船が沈んだが、たった1人だが生存者がいた。~
1780年12月5日、同じくドーバー海峡で船が沈没、やはり生存者はたった1人。~
1820年8月5日、テムズ川でピクニック用のボートが転覆し、はやり生存者はたった1人。~
1940年7月10日、イギリスのトロール漁船がドイツの魚雷に触れ沈没。生存者は叔父と甥の間柄の2人。~
そのどの生存者もヒュー・ウィリアムズ(1940年で助かった叔父と甥は2人とも同じ名前だった)~
*関連項目 [#ze5c0935]
-[[青函トンネル]]・[[咸臨丸]]
*更新履歴 [#l08b50a7]
-2006.05.05