慈姑 の変更点


 [[く]]【くわい:慈姑】
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 *分類 [#qba99baa]
 -学 名:SAGITTARIA TRIFOLIA VAR.EDULIS~
 分 類:オモダカ科オモダカ属~
 別 名:~
 外国名:中国語:慈姑~
 
 
 *原産地 [#k7170182]
 -中国が原産地とされている。~
 現在は[[アジア]]・[[ヨーロッパ]]・[[アメリカ]]の温帯から熱帯にかけて分布している~
 
 *渡来 [#z7c59233]
 -日本へは[[奈良時代]]以前に渡来している。~
 
 
 *語源 [#z218fae0]
 -[[中国]]では地下茎の先端に多くの塊茎をつけている姿を、子供を慈しみ乳を与えている女性(姑)に見立てて「慈姑」と言う字で表現した。~
 
 *品種 [#l6b68d7e]
 -「青くわい」もっとも多く栽培されている種類。~
 塊茎は扇球形で青藍色、肉質は比較的粉質で食味はよい。~
 -「京くわい」主に埼玉県で栽培されている品種。~
 青くわいの一種で球底部が隆起している。~
 -「白くわい」楕円形で、青くわいより大きい。~
 表皮の色も淡青色。別名「[[馬鹿]]くわい」「徳利くわい」とも呼ばれ、肉質は硬く、食味も劣るが栽培量は多い。~
 -「吹田くわい」地上部・塊茎ともに小さい。~
 塊茎は球形から楕円形で食味はよく、近畿地方で栽培されている。別名「姫くわい」「豆くわい」とも呼ばれている。~
 
 
 *特性 [#sf6117db]
 -オモダカ科オモダカ属の多年生植物。~
 葉身はやじり型、葉柄は直立し草丈は1メートル程になる。~
 地中にある短い茎から葉柄、根、ほふく枝を伸長させる。~
 
 *栽培 [#jf318e86]
 -水田や沼地で栽培することが多く、腐植を多く含む粘土質壌土が適している。~
 5月下旬〜7月に種球を植えつけ、11月〜翌春にかけて収穫をする。~
 9月ころには古い葉を取り除き、また大球を多く収穫するために根回しを行う。~
 収穫の1ヶ月前ころには「渋抜き」として地上部の刈り取りを行う。~
 
 *料理法 [#p338af86]
 -地下茎(ほふく枝)の先端が肥大して形成された塊茎を食用とする。~
 芽をつけた状態の塊茎を煮物に利用する。~
 これは「目が出る」と言う意味に通ずると縁起物にされて、正月料理、祝い膳などに利用される。~
 また、皮を剥いで横向きに厚さ1ミリほどに切り、少し乾かした後、油で揚げて「くわいセンベイ」にしたりする。~
 
 
 *更新履歴 [#x7972f0a]
 -1999.00.00
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