[[か]]【かばん:鞄】
#counter(today)
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*かばんの日 [#zd07630b]
-[[父の日]]には是非とも「鞄のプレゼントを!」と日本鞄協会が「父の日=かばんの日」として制定した記念日。~
父の日が、6月の第3日曜日と言うことで、毎年日付が変わる為にこの「かばんの日」も毎年変わる。~
(6月[[15日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=06/15]]・[[16日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=06/16]]・[[17日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=06/17]]・[[18日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=06/18]]・[[19日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=06/19]]・[[20日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=06/20]]・[[21日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=06/21]])~
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-同じ様な考えで日本服装ベルト工業連合会が「[[ベルトの日]]」を制定しています)~
-同じ様な考えで日本服装ベルト工業連合会が「[[ベルトの日>ベルト]]」を制定しています)~
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*語源 [#z99a7f6a]
-かばんは[[漢字]]で《鞄》と書きますが、日本でかばんが作られ始めた当初の明治7年頃には、かばんとは呼ばずに《堤嚢・ていのう》と呼ばれていたようです。~
その後、明治11年の記録の中には《革盤》と書かれた物があり、これで《かばん》と読んでいたみたいです。~
その後間もなく現在の《鞄》と言う文字を使用するようになったのです。~
語源は現在3種類考えられています。
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+中国語説:[[中国]]でトランクに似た箱を意味する《夾板・きゃばん》が変化した物という説。~
広辞苑の説明では『櫃・箱の意味する中国語夾板の転で、もとは今のトランクに似た形のものを指した。鞄は国字』となっています。~
中国の南部では《夾板・かぱん》と発音しているので、かなりコレが有力な説と言えます。~
それ以外の2つの説は信憑性は1%程度と言われていますが、紹介しておきます。~
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+[[オランダ]]語説:大言海には「オランダ語のKabasの訛」と言う説が紹介されているのですが、実際にはそれらしいオランダ語は見あたらないそうなので、かなりあやしい説です。~
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+日本語説:日本で鞄が作られ始めた当時の《革盤》から出てきた言葉とされる説。~
現在の[[漢字]]《鞄》はそれを進化させたもので、革で包むと言う単純発想から出てきたものと言う説ですが、記録に登場した明治11年以前に《かばん》と言う言い方は存在していたらしく、この説も後から考え出された物らしいです。~
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*更新履歴 [#le775c93]
-2000.02.19.知泉No.141
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