[[せ]]【セロリ】
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*分類 [#s7b56b54]
-学 名:APIUM GRAVEOLENS. L.~
分 類:セリ科オランダミツバ属~
別 名:清正ニンジン・オランダミツバ・セルリー~
外国名:英語:CELERY~
仏語:CELERI~
*原産地 [#v67ebbf4]
-南[[ヨーロッパ]]~
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-[[古代エジプト]]人は葬祭の時にセロリを邪気よけとして使っていたらしい。~
*渡来 [#j503abb2]
-日本に渡ってきたのは[[戦国時代]]、朝鮮侵略の時に[[加藤清正]]が持ち帰った物と言われて、そのことから別名「清正ニンジン」と呼ばれていた。~
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-かなり特殊な香りのために、日本に入ってきたのは早かったが本格的に食用として栽培され始めたのは明治時代以降のこと~
*キツイかおりが特徴 [#m86f56d1]
-セロリはかなり強い香りが特徴なので、苦手な人も多い。~
しかし、この臭いは肉の臭みを消すのに最適で、肉と一緒に煮込んだり、スープやソース・ビネガーなどの香料として利用されている。~
*枝?株? [#he0c932e]
-枝もの(セロリアンブランシュ)と株もの(セロリラーブ)があり、日本の物はほとんど枝もので、株ものは西欧ではよく栽培されている。~
*栽培状況 [#abf9f85d]
-現在はハウス栽培や露地栽培の他、トンネル栽培などがあり、全国各地で作られている。~
主な産地は[[静岡県]]・[[埼玉県]]・[[千葉県]]・[[岡山県]]~
特にハウス栽培物は1〜4月が旬で、この頃のセロリは値段も高くなる。~
[[夏]]から[[秋]]にかけては[[長野県]]産・埼玉県産のセロリが旬として出回るようになる。~
*良いセロリ [#fc97dbf4]
-良い物を見分けるコツは、香気とともに歯触りがセロリの命なので鮮度を重視すること。しおれているのはセロリとしては致命的。~
茎が太く、葉もシャキッとしてツヤの良い物を選ぶ。~
しおれた場合はコップに[[氷]]水を入れて立てておくと、鮮度が戻ってくる。~
*セルリアク [#u9a6c708]
-[[イモ>芋]]のように肥大した根茎を食べる物で、根セロリとも呼ばれる。~
かおりは当然セロリに似ているが、味はヤツガシラに似ている。~
生を細切りにして[[サラダ]]にして食べるが、[[アク>灰汁]]が強いので[[レモン]]汁をかけたり、[[水]]でさらして褐変を防ぐ。他の食べ方では、スープや[[バター]]炒めもある。~
*更新履歴 [#gfed319a]
-1998.00.00