[[く]]クレソ クレソン
[[く]]【クレソン】
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*分類 [#x509d5da]
-学 名:RORIPA NASTURTIUM-APUATICUM~
分 類:アブラナ科アブラナ属/水生多年草木~
別 名:[[オランダ]]芥子・水芥子・オランダ芹・西洋芹~
外国名: 英語:WATER CRESS~
フランス語:CRESSON~
*原産地 [#l725290f]
-[[ヨーロッパ]]中部・中央アジア~
野生種は古くから食用にされていた。~
*栽培 [#b18af69b]
-栽培は14世紀に[[フランス]]で、また17世紀に[[ドイツ]]で始められていた。~
その後、北[[アメリカ]]に渡って栽培されていたが、気候が適していた為、現在は完全に野生化して野山に大量に自生している。~
*渡来 [#f51e35f4]
-日本に渡来したのは明治3〜4年ころ。~
その後、逸出(エスケイプ/何かのキッカケで種や苗が栽培場以外の処に生えること)したものが各地の池や沼で自生するようになった。~
*品種 [#ndf40a81]
-品種の分化はほとんど少なく、現在でも以前からある在来種がそのまま使われている。~
[[葉]]の形態や[[香り]]の有無などで5系統ほどに分けられている。~
市場動向から見ると、丸葉で節間のつまりがよく、葉柄にアントシアンがわずかに出て、香りや苦みのある物が良いとされている。~
*特性 [#t931c629]
-環境によって、つる性・浮性・匍匐(ほふく)性などになる。葉は60センチ以上にもなり、各節から容易に根が発生し繁殖が可能である。~
葉は互生する羽状複葉で1〜4対の小葉は長楕円形〜円形をしている。~
花は4〜9月の間に総状花房になり白い小花を咲かせる。~
*料理 [#s2b935ab]
-葉茎は辛みと、さっぱりした味が肉料理によく合うので、そのまま[[ステーキ]]などの西洋野菜の添え物にされる。~
そのほかでは、[[サラダ]]、浸し物、なべ物に香辛野菜として用いられている。~
また魚肉の妻としても利用される。~
種子は[[辛子]]と同様に香辛料として用いる。~
*更新履歴 [#r0957679]
-1998.00.00.
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