[[ぬ]]【ぬれぎぬ:濡れ衣】
#counter(today)
*解説 [#x036dac9]
-この言葉は平安時代から使われている言葉。~
身に覚えのない犯罪などを着せられる事を言う。~
*語源1 [#lec2a858]
-[[平安時代]]からある昔話が語源になっていると言う説がある。
昔、ある継母(ままはは)が先妻の娘の美貌をねたんで、娘の寝ている枕元に漁師の濡れた衣を置いて、夫に娘には身分の卑しい漁師の恋人がいて夜な夜なやってくると、作り話をした。~
その話を聞いた夫は、怒りのあまり娘を殺してしまった。と言う昔話から出来た言葉だと言う。~
*語源2 [#bfe16b37]
-もう一つの説は「無実」と言う事を説明するのに、「実の無い」と言う事から「みのない」→「蓑無い」とダジャレで考たのです。~
つまり([[傘]]のように[[雨]]を避ける道具の)蓑が無いと雨で衣が濡れてしまうと言うことから「濡れ衣を着せる」が「無実の罪を着せる」と言う意味になったのです。~
*語源3 [#f2943e65]
-その昔、[[神>神様]]の意思を受けで罪科などを決定する[[裁判]]があった。~
その時、争う二人に濡れた服を着せて戦わせ、衣服が早く乾いた方が正しいと判定したと言う事があった。~
そこから無実でも濡れた衣を着ていては、罪を背おわさせれる事になったので「濡れ衣」と言う言葉が生まれたと言われている。~
*更新履歴 [#nd0fc91b]
-1999.11.02
-----