[[す]]【すずらん:鈴蘭】[[植物]]
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*スズランの豆知泉 [#vff44fba]
-昔から[[百合]]と言うと「谷間の百合」と言う言葉がついてまわる。しかしこれは「Lily of the valley」の直訳からきた物。実は「Lily of the valley」とは「スズラン」という名詞。
*解説 [#nf4a9e44]
-[[フランス]]や[[イギリス]]では[[5月1日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=05/01]]は『スズランの日』とされている。~
この日にスズランの花を貰った人には、幸福が訪れると信じられている為に、[[結婚式]]にこの花束を贈る事が、古くからの習わしになっている。~
そのスズランには西洋では伝説が残されている。~
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-森の守護神セント・レオナードが修行の為に出かけた森の中で道に迷ってしまった。~
そこで一匹の[[大蛇>蛇]]に襲われてしまうのだが、その大蛇は火を吐きかけセント・レオナードは苦戦をする。~
その戦いは三日三晩続き、瀕死の重傷を負いながらセント・レオナードは大蛇を剣でうち倒すことが出来たのだが、血だらけになり草の上に倒れ込んで息絶え絶えになってしまった。~
-そのとき、[[血]]で染まった草の周辺から突然、目にも鮮やかな白いスズランの花が一斉に咲き始め、彼の身体の傷と、精神的な傷を癒し始めたのだ。これは大蛇を退治してくれたセント・レオナードの為に森の精霊がスズランを咲かせたのだという。~
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-こんな事から、スズランは《癒し》を意味し、それに続く《平静・幸福》を意味するようになったのだ。
*更新履歴 [#a754a392]
-1998.00.00