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[[き]]【きょうな:京菜】
#counter(today)
*分類 [#x12897b2]
-学 名:~
分 類:アブラナ科~
別 名:~
外国名:~
*原産地 [#le900d41]
-日本に昔からある[[野菜]]で、[[京都>京都府]]が原産地といわれる。~
京菜の文献上の記載は10世紀あたりから見ることが出来る。~
京菜はアブラナ科の水菜の一種/ツケナの仲間~
*形状 [#b3e8bae6]
-京菜と言う名称は、日本各地で色々な菜類に用いられていて多少混乱しているが、基本的には関西地方で栽培され、株に分げつ性(株元から小さく分かれる物)のある菜類を京菜とする。~
京菜は葉柄が細長く、葉はギザギザの切り込みがあり、細く尖っている。現在市場に出ている物の色は淡緑色〜濃緑色で葉柄が白い物が多い。~
京菜の種類には葉が細裂するもの(水菜・京水菜・千筋京菜)と、葉がヘラ状に細長く切れ込みのない壬生菜がある。~
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-壬生菜は、[[滋賀県]]での生産が多く、京都がこれについでいる。~
壬生菜の栽培はほとんど関西に限られているが、水菜は関西を中心に各地で栽培されており、関東には裂片の幅広の茎広京菜がある。~
*品種 [#f0776e98]
-水菜・壬生菜とも早晩多くの系統がある。~
いずれも早生系のほど大型で、葉色が濃く、晩抽性である。~
なお壬生菜は水菜から生まれた物と推定されている。~
前述の通り、関東の茎広京菜も葉身が細裂し羽状裂片となるが、関西の水菜に比べて裂片が幅広になっている。~
*旬 [#n1b8ffed]
-切れ込みのある水菜は京都が主産地で、初秋から初春までが出回りの旬で、気温の高い時期の量は多くない。~
出荷期は12月から3月、特に美味しい時期は1月から3月~
早生種は特に寒さに強く、味も霜が降りる冬時分のものが軟らかくて美味しい。~
中・晩生種は3月に出荷される。~
関東で出回るのは東京や埼玉・千葉でとれた物が主流だったが最近は少なくなってきた。~
京都や近畿地方からも新鮮な物が入ってくるようになっている。~
*栄養 [#t3dc0161]
-京菜には[[カロチン]]や[[ビタミンC]]が多く含まれている。~
*料理 [#s902402b]
-煮物や[[しゃぶしゃぶ]]のような低温期の調理が主体で、ごく一部が漬け物になる。~
水菜と違い漬物用が主体で、ほぼ周年的に生産されている。~
水菜と違い[[漬物用>漬け物]]が主体で、ほぼ周年的に生産されている。~
関西や九州では鍋料理に用いたりする。~
それ以外では千枚漬けや、和え物などに使用される。~
美味しい物は霜が降りた頃に店頭に並んでいる物は味も良く、風味もよい。~
また株が大きい物のほうが美味しい。~
調理する前にはかならず根元までしっかり洗い、土を落として置くこと。~
*更新履歴 [#rbd12504]
-1999.00.00