アスパラガス のバックアップソース(No.2)

[[あ]]【アスパラガス:石勺柏:ASPARAGUS】
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*分類 [#k715b030]
-学 名:ASPARAGUS OFFCINALIS~
分 類:ユリ科クサスギカズラ属/多年草~
別 名:オランダうど・松葉うど・オランダきじかくし~
外国名:英語:ASPARAGUS~
    フランス語:ASPERGR~
    ドイツ語:SPARGEL~

*原産地 [#za14fdee]
-ウクライナ・東[[ヨーロッパ]]が原産地~

*自生種 [#z3889d4e]
-アスパラガスはユリ科の多年草で、南欧や[[地中海]]沿岸の川辺に自生。~
地元の人にしてみればアスパラガスは野草・[[山]]菜なのかも知れない。~
アスパラガスの葉は退化していて、鱗片状になっているのが葉の名残り。

*アスパラガスの豆知泉 [#l9b1ad75]
-アスパラガスは[[ギリシャ語]]で「枝分かれする」という意味。実はアスパラガスは1.5m程のたくさん枝分かれをした植物へ成長する。
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-アスパラガスの色の違いは、育て方の違い。土をかぶせたものが、“[[白]]”に。そのまま育てたものが「[[グリーン>緑]]」になる。
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-[[ネギ>葱]]・[[ウド]]・[[エノキダケ>榎茸]]も同じ。~
ネギは白ネギを好む地方向けには[[土]]をかぶせて栽培する。~
ウドやエノキダケ(いずれも白いもの)は屋内や地下室のようなところで光をあてずに栽培されたもの。~
野生種はちゃんと緑色(ウド)だったり、黒っぽかったり(エノキダケ)する。

*渡来 [#s66653d9]
-[[ギリシャ]]・[[ローマ時代]]からすでに食べられていたが、日本へは[[オランダ]]人が[[長崎>長崎県]]へ[[1781年>1781年]]にもたらした。~
[[中国]]へ入るのよりも1世紀ほど早かったと考えられる。~
当時はオランダキジカクシ・マツバウド・西洋ウドなどと呼ばれて、最初は観賞用に栽培されていた。~
食用として再導入されたのは、最初の伝来から90年後の[[1871年>1871年]]、開拓使によるもの。~

*食用 [#j694999f]
-食用にされはじめたのは、[[明治時代]]になってからのことで、それも[[缶詰用>缶詰]]に[[北海道]]や[[青森県]]で栽培されたのが最初となる。~
現在は全国で栽培されているが、外国から輸入された物も多く出回っている。~
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-ちなみに、日本デビュー当時のアスパラガスの多くがホワイトアスパラガス。~
葉緑素を形成させないように、新芽に盛り土して日に当てないように育てた物。~
[[フランス]]の[[ルイ14世]]も大好物だったと言われている。~
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-現在の日本では、グリーンアスパラガスが圧倒的に多い。~
[[太陽]]の光をいっぱいに浴びたアスパラガスは、[[光合成]]で緑色になる。~

*知識:ガンの予防 [#pbfda741]
-グリーンアスパラには、ガンを予防する[[カロチン]](プロビタミンA)や、[[ビタミンB1]]が多く、[[ミネラル]]として[[カリウム]]・[[亜鉛]]・[[銅]]・鉄分なども含んでいる。[[ナトリウム]]は少ない。~

*知識:血液凝固物質 [#xb305e4f]
-[[ビタミンK]]も多く含まれている。ビタミンKは[[肝臓]]で血液凝固物質(プロトロビン)の合成に必要なものである。~

*知識:便秘 [#l1f8dc90]
-[[食物繊維]]が多く、[[便秘]]の解消に役立つ。~

*知識:低カロリー [#bb814ff4]
-独特の[[歯]]ごたえと甘味が特徴だが、それ以外に栄養価の面で考えると、[[カロリー]]は100グラムで20カロリーと低い。~
しかし[[缶詰]]物には塩分が多く含まれているので注意が必要。~

*更新履歴 [#f436affa]
-1999.00.00

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