ひまわり のバックアップ(No.1)
ひ【ひまわり:向日葵】
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ひまわりの豆知泉 †
- 1990年前後のバブル期に日本人が落札したゴッホの『ひまわり』と、日本の気象衛星『ひまわり』の製造費用はほぼ同じ。 (約54億円)
太陽の分身 †
- ヒマワリは元々アメリカ原産の花で、コロンブスがアメリカ大陸?を発見した後スペイン人たちによってヨーロッパに紹介された。
その為に、最初は『インディアンの太陽の花』『ペルーの黄金の花』などと呼ばれていました。
実際にペルーに住んでいたインカ族やインディアンたちはヒマワリを太陽の分身と考えて大切にしていました。
- 特にインカ帝国では中心部に「太陽の神殿」と言うものがあり、そこに仕える女性は処女だけとされ、彼女たちはヒマワリをデザインした純金冠をかぶっていました。
インディアンもヒマワリを神聖なものと考えており、女たちがヒマワリを料理したり、根を掘り起こしたりしている最中は近寄ってはいけないとされていました。
太陽に向かう花 †
ヒマワリと言う名前は「日に向かって回る」と言う意味なのは誰でも知っている処です。
同じように英語では《TURNSOL》フランス語では《TOURNESOL》で、どちらも「太陽に従って回る花」と言う意味になっています。
- しかしヒマワリは本当に太陽に従って回っているのか?と言うと、それに異論を唱える学者も多くいます。
植物学者のヒッバード氏は研究の為に広大な農場にヒマワリを大量に植えて観察をした処、みな思い思いの方向を向いて咲き、太陽との相関関係は発見できなかったと報告しています。これには日本の牧野富太郎博士も同意見と説いています。
- 太陽に従う派では、日本の進化植物学研究所の湯浅浩史氏の観察記録では、シロタエヒマワリと言う種類のものは太陽にしたがって回ると言う報告がある。
現時点では、どちらとも言えないのです。
更新履歴 †
- 2000.00.00