ゴッホ

こ?：ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ：Vincent Willem van Gogh

ゴッホの略年譜 †

1853年○3月30日オランダ・ブラバント地方フロート・ズンデルト村に誕生
　　　　　　父は牧師／ベルギーとオランダの国境付近の村

1869年○16歳・画商を営む叔父の会社に入社、後にロンドンへ転勤
　　　　　　ロンドン時代に下宿先の娘に恋をするが失恋
　　　　　　その後パリに異動・しかし長期の無断欠勤をして解雇される
　　　　　　解雇された後は牧師になりたいと考えるが資格を得られなかった

1880年○27歳・画家になりたいと思い、作品を書き始める
　　　　　この時期が第一期と呼ばれる（〜1886年頃まで）

1882年○29歳・絵のモデルを務めていたシーンと同棲し子供が誕生する
　　　　　　※シーンの本名はクラシナ・ホールニック

1883年○30歳・シーンとの関係が悪化し離別

1884年○31歳・8歳年上の女性マルホット・ベヘマンとの結婚を考えるが
　　　　　　周囲の反対で破局を迎える／相手は自殺未遂事件を起こす

1885年○32歳「馬鈴薯を食べる人々」
　　　　　　この代表作のモデルの一人ホルディナ・デ・フロートが妊娠
　　　　　　父親はゴッホだという噂が立ち、教会などは女性達にゴッホの
　　　　　　モデルになることを禁止する通達を出す
　　　　　　→ゴッホはパリに引っ越す
　　　　　　パリでは弟テオの家に同居

1886年○33歳・パリで美術学校に通うが授業に馴染めずすぐに辞める
　　　　　　パリ時代の友人にベルナール／ゴーギャン／ロートレックなどが
　　　　　　パリ時代が第二期で画風は明るくなってきます

1887年○34歳「モンマルトルの畑」

1888年○35歳・弟の世話になることに負い目を感じ、アルル地方に引っ越す
　　　　　ここでゴーギャンと共同生活をする「黄色い家」に定住
　　　　　ここで暮らす15ヶ月間が第三期で精神的に充実した日々と思われ
　　　　　「アルルの跳ね橋」「向日葵」などをはじめ200点もの作品を制作
1888年○12月・ゴッホとゴーギャンは互いの肖像画を描き合う
　　　　　ゴーギャンが制作した「向日葵を描くゴッホ」をみたゴッホは
　　　　　自分の中に何か異常なものを見いだし、思わずゴーギャンにグラス
　　　　　を投げつけました。
1888年○12月23日ゴッホは発作的に自分の耳を切り落とす
　　　　　ゴーギャンは黄色い家を去る

1889年○1月・退院したゴッホは一人で黄色い家に住む
　　　　　　しかし病的な発作が度々彼を襲うようになる
1889年○3月・市長が市民からの要請にもとづきゴッホを監禁することを決定
1889年○5月・サンレミの精神病院に入院
　　　　　そしてその後、制作を続けながらも何度も精神錯乱に陥ったりしました。
　　　　　このサンレミ時代以降が第四期になり「糸杉」を描く

1890年○7月27日オヴェールでピストル自殺をはかるが急所をはずれる
1890年○7月29日午前1時30分弟のテオなどに看取られて死去／享年37