しょっぱい のバックアップ(No.3)


しょっぱい:海(03)

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  1. 海(01)
  2. 海(02):七つの海
  3. 海(03):しょっぱい
  4. 海(04):海の日

しょっぱい

  • いわゆる「甘い」「しょっぱい」「苦い」などの味はで感じる事ができ、指先などでは感じる事が出来ません。
    これは何故かと言うと、舌の上には味を感じることのできる細胞?(味蕾)が沢山あるのです。

  • しかし、舌のすべてで味を均等に感じるわけではなく、の味(しょっぱい)を感じる細胞は舌の奥の方にあります。
    少量の塩を舌の色々な部分に置いてみると判りますが、舌の先端では塩味はあまり感じることが出来ません。
    つまり《しょっぱいを感じる細胞》が刺激されるとしょっぱいと脳味噌が感じるわけです。それ故に砂糖などを舐めてもその部分が刺激されない為に、しょっぱいと思わないのです。

  • ※以前、言われていた舌の味覚分布に関しては現在は否定されていますが、大まかに感じる部分感じにくい部分の差は存在しています。

しょっぱい海の豆知泉


  • 世界中の海の中で、もっとも塩分濃度が高いのは南北回帰線周辺。

海の塩分量

  • 海の塩分が含まれているためにしょっぱく、そのまま飲料とすることは出来ない。そのために海で遭難し漂流している場合、ノドが乾いた時に「目の前に大量の水があるのに飲めない」と言う悲劇に陥ってしまうのです。
    ところで、そのしょっぱいの水ですが、実は地域によって塩分量が違っているみたいなのです。
    もっとも塩分量が少ないと言われているのが北極南極付近の海で、これはが溶けて海に流れ込んでいるためです。

  • 同様に降雨量が異常に多い地域や、大きな河川がある入江などは塩分が少なくなります。
    それに比べ濃い海は、淡水の流入が少なく、強烈な太陽が常に照りつけ海水の蒸発が活発な地域です。
    その様な条件から世界ランキングは
    1位:紅海(塩分濃度3.88%)
    2位:ペルシア湾(塩分濃度3.68%)
    3位:北海(3.55%)
    と、なっています。

  • ちなみに平均濃度は(3.43%)で、日本海は3.41%と平均より弱冠濃度が低くなっています。

  • 海ではなく内陸部にある本来はのハズの死海?ですが、諸事情があり濃度の高い塩水になっているのですが、その濃度はなんと(31.5%)もあり、平均海水塩分濃度の約9倍もの濃さになっています。

海のにおい

  • 日本の海はなぜ磯くさいのか?
    磯くささは、プランクトン?海藻といった有機物が死後分解したにおいである。
    つまり、日本の海にはプランクトンがたくさん棲んでいることになる。
    プランクトンの棲みやすい条件が整っているのです。

  • 黒潮や親潮といった強力な流れが、プランクトンの発生に必要な「栄養塩」を日本の周りの海にまんべんなく行き渡らせているため。

  • エーゲ海?などの海は栄養塩が少なく、それを生かす強い海流もないため、あんなに澄んだ色をしている。

更新履歴

  • 2001.00.00:知泉

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