グリコ森永事件 のバックアップ(No.1)


?【ぐりこもりながじけん:グリコ森永事件】
?【かいじんにじゅういちめんそう:怪人21面相】

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解説

  • 1984年から1985年にかけて、江崎グリコ?の社長誘拐事件に始まり、毒入り菓子や、カナタイプの脅迫状など、マスコミを連日連夜騒がせた事件。
  • 結局1994年3月にすべての事件は時効成立し、犯人の逮捕も無いまま終わった、日本警察としては3億円強奪事件?と共に汚点となっている未解決事件。

事件の経過

1984年3月  
3月18日  江崎グリコ?・江崎勝久社長が兵庫県西宮の自宅から誘拐される 
3月19日  大坂高槻市内の公衆電話ボックスから10億円と金100キロを要求するカナタイプの脅迫状が発見される(手紙1) 
3月21日  江崎社長、監禁場所の大阪府茨木の水防倉庫から自力脱出 
1984年4月  
4月7日:警察とマスコミ(サンケイ新聞・毎日新聞)に宛ててカナタイプの手紙(2)が届く。「けいさつの あほども え」 
4月10日  大阪市内のグリコ本社とグリコ栄養食品で連続放火事件 
4月22日  マスコミ宛ての2回目の手紙(3)「うそつきは ドロボーの はじまりや」 
1984年5月    
5月10日  マスコミ宛ての3回目の手紙(4)「グリコの せい品に せいさんソーダ いれた」 
5月16日  マスコミ宛ての4回目の手紙(5)青酸入り菓子が置かれていたダイエー?へも届く「グリコの せい品 うらんで よかったのう」 
1984年6月    
6月2日  大阪府寝屋川でアベックを襲う。グリコが用意した3億円を積んだ車を奪うために、女性を人質にして男性に運転手を強要したが失敗に終わる。 
6月22日  丸大食品に5000万円を要求 
6月26日  マスコミへ宛ての5回目の手紙(6)(毎日新聞・読売新聞・サンケイ新聞・朝日新聞)突然「わしら もう あきてきた グリコゆるしたる」と休戦宣言 
6月28日  休戦宣言の裏で丸大食品を恐喝していたが、取引現場の国鉄高槻−京都駅間で捜査員がキツネ目の男を目撃するが逃げられる 
1984年7月    
7月11日  ハウス食品?・ジャスコ・ニチイへ警告状が届く(手紙7) 
1984年8月    
    動き無し   
984年9月    
9月12日  森永製菓に1億円要求 
9月23日  マスコミへ宛ての6回目の手紙(8)「ひつこい おまわりさん たち え」 
1984年10月    
10月7日  マスコミへ宛ての7回目の手紙(9)(毎日新聞・読売新聞・サンケイ新聞・朝日新聞・日経新聞・NHK)「かしに とくべつな あじ つけたった 青さんソーダの あじついて すこし からくちや」ハウス・日本ハム・阪急・ニチレイなどへ警告状(手紙10)大坂、兵庫、京都、愛知のスーパー、百貨店で、青酸入りの森永製菓の菓子13個が発見される(〜13日) 
10月13日  マスコミへ宛ての8回目の手紙(11)「クイズ 青せんソーダで なん人 殺せる でしょうか」NHKにビニール袋に入った工業用青酸ソーダが送られてくる 
10月15日  西宮市二見町ファミリーマートの防犯カメラに映された男のビデオ公開される 
10月31日  マスコミへ宛ての9回目の手紙(12)「民しゅ警さつが ぜんりょうな しみん いじめたら あかんで」ビデオの男に関係して事情聴取をしている事に触れる 
1984年11月    
11月7日  ハウス食品に1億円を要求(手紙13) 
11月12日  マスコミへ宛ての10回目の手紙(14)「全国の すいり ファンの みなさん え」 
11月14日  ハウス食品との取引指定日、滋賀県栗東町で警官の職務質問を受け、車を乗り捨てて逃亡した男がいた。 
11月17日  ハウス食品への脅迫状(手紙15) 
11月19日  森永製菓への脅迫状(手紙16) 
11月22日  マスコミへ宛ての11回目の手紙(17)「全国の すいり ファンの みなさん え 2」雑誌で「金が目的なら私が払うから辞めたまえ」と文を書いた作家の川内康範へ手紙(18)「わしらも 月光仮面 見たで おもろかった」 
11月25日  兵庫県警へ挑戦状(手紙19) 
11月29日  大坂県警へ挑戦状(手紙20)森永製菓への脅迫状(手紙21) 
1984年12月    
12月5日  読売新聞社への挑戦状(手紙22) 
12月7日  不二家?に1億円を要求 
12月15日  マスコミ宛ての12回目の手紙(23) 
12月17日  マスコミ宛ての13回目の手紙(24) 
12月26日  マスコミ宛ての14回目の手紙(25) 
1985年1月    
1月14日  マスコミ宛ての15回目の手紙(26) 
1月16日  マスコミ宛ての16回目の手紙(27) 
1月25日  マスコミ宛ての17回目の手紙(28) 
1985年2月    
2月1日  読売新聞社へ挑戦状(手紙29) 
2月12日  東京、名古屋で青酸入りの菓子8個発見(〜13日)マスコミ宛ての18回目の手紙(30) 
2月19日  マスコミ宛ての19回目の手紙(31) 
2月27日  マスコミ宛ての20回目の手紙(32) 
1985年3月    
3月6日  駿河屋に5000万円要求 
3月17日  マスコミ宛ての21回目の手紙(33) 
1985年4月    
4月3日  マスコミ宛ての22回目の手紙(34) 
1985年5月    
    動き無し   
1985年6月    
    動き無し   
1985年7月    
    動き無し   
1985年8月    
8月7日  滋賀県警前本部長の山本昌二が本部長公舎で焼身自殺 
8月11日  マスコミ宛ての32回目の手紙(35)山本前本部長の死に関して4ヶ月振りに手紙が届いたが、その中で突然「くいもんの会社いびるの もおやめや」と終結宣言をする。そして、それ以降は姿を消した。 
1994年6月    
6月2日  怪人21面相事件のグリコ3億円強奪未遂・時効成立 

更新履歴

  • 2002.00.00
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