UFO

ゆ?【ゆーふぉー：UFO】

UFOの豆知泉 †

• アメリカでUFOが発見された以降、それまで多かった妖精の目撃情報が減少した。実は妖精目撃情報の減少した数と、UFOを目撃したと言う情報はほぼ同数。
  つまり奇妙な物を見た！と騒ぐ人の数は常に人口比率的には一定。

• コンタクティー(いわゆる自称宇宙人会見者と言う人物)の元祖、ジョージ・アダムスキーの墓は、ケネディー大統領?と同じアーリントンの国立墓地にある。

• UFO研究者などが「この論文は学会でも発表された事のある信頼できる物です」などと主張するが、たいていの学会では学会員ならばどんなトンデモ論文でも発表する事だけは出来る。

6月24日　UFOの日 †

• 1947(昭和22)年.6月24日、アメリカの実業家アーノルド・ケネス氏が自家用機でワシントン州レーニア山の近くを飛行中に、時速2700kmもの速度で急降下や急上昇を行なっている9機の見慣れない飛行物体を発見したと言う事件が、きっかけとなって制定された記念日。

• この目撃談は2日後、6月26日の『ロサンジェルス・タイムズ』で報道され、さらに全米に広まって大ニュースとなった。
  
• 確かに古くから空を飛行している正体不明の物体の目撃談はいくつもあったが、この新聞記事の中でケネス氏が『明るく輝きながら飛行するソーサー（コーヒーの受け皿）』を目撃したとされていて、そこから「フライングソーサー(flying saucer)空飛ぶ円盤」の名前が誕生し、日本に紹介されるときも『空飛ぶ円盤』と言われるようになった。

空飛ぶ円盤は円盤型ではなかった？ †

• しかし実はこの新聞で書かれた「フライングソーサー」と言うのは新聞記者の完全なる勘違いでケネス氏の目撃した未確認飛行物体は「上面が銀色で下面は黒の物体」「形はブーメラン?のような感じで、尾翼は見えなかった」とまったく違う形状だったと、後にインタビューに答えている。

• 実は「川面にソーサー状の物を投げた時、ソーサーが水を切った飛び方をする、そんな感じの飛び方でした」と答えていたのを、新聞記者が勘違いで飛行物体の形がソーサーだと書いてしまったのです。
  
• あくまでもケネス氏は「遠くの山に沿って、正体不明の飛行物体が飛んでいた。そのスピードは計算でいくととんでもない早さだった」と報告したに過ぎなかったのですが、それがいつの間にかとんでもない大発見の報告になってしまったと言うのが真相らしいのです。

• しかし、そこで誤報だったのですが初めて「空飛ぶ円盤」と言う言葉が誕生した途端に何故か全米の各地から「私もソーサーが飛んでいるのを見た」と目撃例が寄せられるようになってしまったのです。
  
• それ以前にあった、正体不明の飛行物体の目撃談の中に「円盤」と言う言葉はなく、「光る球体」だったり「幽霊戦闘機」だったり「火の球」だったりしました。

• その後、報告された目撃情報の中には広告用に飛ばした飛行船を見間違えた物など、正体が判明した物がいくつもあるのですが、何故か情報は似ても似つかない「ソーサー型だった」と言う報告になっていて、多くの人がUFOを見た瞬間に「円盤型」と思いこんでしまうらしいのです。

• ちなみにこの「空飛ぶ円盤」の目撃情報が新聞社に多数寄せられるようになったのと同時期、それまで多かった「私は妖精を見た」と言う目撃情報が減少したそうです。
  
• しかも、新たに寄せられた円盤情報と、減少した妖精情報の数量がほぼ同数だったと言われています。
  
• つまり「何か得体の知れない物を見た」と騒ぐ人と言うのは、その種類がどうであれ、常にほぼ一定だと考えられているのです。
  

アダムスキー型 †

• 同じような例でアダムスキーが乗って宇宙まで言ったと言われる「アダムスキー型」と呼ばれるUFOですが、アダムスキーがこれを発表した直後から全米で目撃されるUFOはこの形になってしまったそうです。
  
• 実は、このアダムスキー型と呼ばれるデザインは、アダムスキーが読んでいたSF小説の中に出てきたデザインだったと言う話もあったりします。

• 「空飛ぶ円盤」報告が多発したために、事態を重視したアメリカ空軍が、これを「UFO(Unidentified Flying Object)未確認飛行物体)」と名づけ、調査に乗り出しましたが、結局の処、正体はつかめず、1969(昭和44)年に「目の錯覚の類」との報告を出しました。
  
• しかし、盲目的に「空飛ぶ円盤」の存在を信じる人々の間では「この時の調査でアメリカは宇宙人とコンタクトを取るのに成功し、多くの契約を交わした」とささやき逢っています。
  
• ケネス氏が円盤を目撃した6月24日を「UFO記念日／空飛ぶ円盤記念日」とUFOライブラリーが制定して、世界中のUFOマニアが一斉に観測を行なう日になっています。
  

更新履歴 †

• 2000.00.00