S＆B食品

え?【えすびーしょくひん：S＆B食品】企業

解説 †

• 1923年創業
  日本で初めてカレー粉を製造販売した会社。

• S&Bとは、前身の香辛料メーカー日賀志屋が使っていた商標。
  この日賀志屋は「太陽と鳥」を図案化した、ヒドリ印を商標としていた事から「太陽(Sun)と鳥(Bird)」の頭文字から「S&B」としたのです。

• 戦時中は英語を使ってはいけないということで「ヱスビー」を「恵寿美」と表記していました。

S＆B：ちびっ子マラソン †

• ヱスビー食品というと「マラソン」と言うイメージがある人は多いと思います。
  ヱスビー食品が陸上競技部を設立したのは1954年の事で、それからの地道な努力の末、1980年の瀬古利彦たちマラソン選手の活躍で「マラソンのS＆B」と言うイメージが定着した。
  

• そこでS＆Bは「S＆B＝マラソン」と言うイメージを強調するために、1983年から「S＆B杯ちびっ子健康マラソン大会」を開催する事になる。
  それまでも子供向けのスポーツイベントを開催して来てはいたが、強豪のS＆Bが開催するマラソン大会と云うことで注目を浴びる事になった。
  マラソンと行ってもその距離は3000mで、小学生なら誰でも参加できると言うイベントでした。
  

• 初年度は1カ所で開催し、参加者は400人程度でしたが、回を重ねるごとに盛況となり、現在では5万人以上の小学生が参加する大会に成長しました。
  最初は各地域でそれぞれに開催していた物を、1990年からは各地域の上位入賞者を集めた全国大会も始めるようになった。
  その全国大会の前日にはマラソンで有名な選手が子供のためにストレッチの指導などをし、明日の選手を育てる役割を果たしている。
  

• そのストレッチ指導に箱根駅伝で大活躍をした早稲田大学?出身のS＆B陸上部・渡辺泰幸なども参加していたが、実は彼も小学校の時にこの大会に出場してマラソンの楽しさを知った事がキッカケになっていたのです。