電話相談

て【でんわそうだん：電話相談】

1953年11月２日　電話相談はじまる †

• ロンドンのチャドヴァラー教区司祭が設立した「サマリアびと」が1953年.11月２日から自殺しそうな人からの相談を無料で始めた。
  

• きっかけは、性教育もオープンでなく無知な人が多かったこの時代、初めての月経に驚いた少女が誰にもその事を相談できず、重大な病気だと勘違いして自殺?してしまうと言う事件があった。
  その少女を雨の中で埋葬してやらなければならなかった司祭の経験から、その電話相談を思い立った。
  

• この電話相談は完全なるボランティアの手によって執り行われ、電話に出る人々も専門のカウンセラーではなかったが、ここでは電話に出て相手の話を聞いてやるという事が何より肝心な事とされていた。
  アドバイスしたり、ましてや道徳的な判断を下すことはやるべきではない、というのが司祭の最初からの方針だった。

更新履歴 †

• 1998.00.00