通りゃんせ

と【通りゃんせ】童謡

知識 †

• 最近は音の出る信号機でもお馴染みのメロディ「通りゃんせ」ですが、この曲で歌われている場所は埼玉県の川越市に現在もある三芳野（みよしの）神社です。
  

• 川越市は江戸時代は「小江戸」とも呼ばれていた程、都と馴染み深い土地でした。
  江戸の北の守りと呼ばれたり、江戸の台所などとも呼ばれ代々幕府が収めてきた土地です。
  そんな川越には以前はお城があり、その城の本丸のすぐ近くに歌で歌われている三芳野神社が建立されていたのです。
  

• そんな城の近くにある為に普段は庶民が近付く事も出来ない神社で、年に一度の大祭りの時にだけ参拝が出来たのです。
  と言っても、その許された参拝の時にも大勢の武士が警備に立ち、参拝者達を睨み付け、立ち止まる物などに「早く行け」などの声を掛けたと言われている。
  これが「行きはよいよい、帰りは怖い」の歌詞になったと言われているのです。

更新履歴 †

• 1998.00.00