浅井長政

人名あ：浅井長政(あざいながまさ)

1573年08月28日　《浅井長政・自刃する》 †

• 1573(元亀4)年.8月28日、小谷城の浅井長政（29）は、織田信長?の命を受けた羽柴（豊臣）秀吉の猛攻撃に押され、ついに覚悟を決め自刃した。その前日には父親の浅井久政も自刃している。
  この浅井長政の妻は、攻撃を命令した織田信長の妹お市の方だった。
  

• 浅井長政は織田・豊臣・徳川と言う戦国三武将と複雑な関係を持っている武将だった。浅井長政には三人の娘がいたのだが、長女の茶々は豊臣秀吉の側室・淀君になり、次女のお初は京極高次の妻、三女のお江は徳川家康の嫡子・秀忠の妻となり、三代将軍家光の母親となる。
  さらに三女お江と徳川秀忠との間に生まれた長女・千姫は大阪城にいた秀吉の子・豊臣秀頼と結婚した。
  その為に、徳川秀忠は大坂夏の陣の際には、娘を嫁がせた大阪城を攻撃しなくてはいけないという悲劇を生んだのです。