千人針

せ【せんにんばり：千人針】

千人針とは †

• 戦時中に街角に婦人団体が立ち、通行人の女性に「このハンカチに針で赤い糸を一縫いして下さい」とお願いした物で、最終的に1000針を縫い込むことが出来たハンカチが完成品です。
  そのハンカチを軍人が身につけていると、敵弾に当たらないと言われた事から、徴兵で息子や夫を戦地に送り出さなければならなくなった人たちが必死に行った物です。

• これは日露戦争時代（1904年頃）に始まった迷信で、最初は「寅年生まれの女性」に限っていたそうですが、さすがにそんな条件では千針を塗って貰うのは大変なので、「女性ならば」と言う物に変化したそうです。