三段跳び

さ【さんだんとび：三段跳び】

うさぎの月見 †

• 三段跳びと言う競技が日本で有名になったのは、戦前、オリンピックで早稲田大学?の選手が金?メダルを獲得したことに始まります。
  というか、それ以前はオリンピックの競技にあったのですが、他の国もあまり力を入れていなかったので、選手層が薄く、結構楽勝で金?を取ることが出来たのです。
  

• 実はこの競技に日本語で『三段跳び』と言う名前を付けたのが、金メダルを獲得した早稲田大学?の選手・織田幹雄氏本人だったのです。
  
• 今から考えると、三段跳びは三段跳びとしか言えない競技のような気がしますが、実は明治時代に海外から紹介された時は『うさぎの月見』と言う、とても競技とは思えないような名称が付けられました。
  
• 当時の体操のテキストにも《踊ルコト三躍、三躍ニ立ツ》と書かれており、ただうさぎのようにピョンピョン跳ねるだけの簡単な物だと思われていたようなのです。
  

• その後、競技として特訓する人も出てきたのですが「うさぎの月見」ではあんまりだと言うことで、外国の呼び名『ホップステップジャンプ』をそのまま用い、さらに略した形で『ホスジャン』と呼ぶようになったのです。
  
• しかし、これでもなんか力強くないと言うことで競技者であった早稲田大学の織田幹雄選手が『三段跳び』と言う日本語名を考案したのです。
  

更新履歴 †

• 2001.03.22