ユートピア

ゆ?：ユートピア

実際にある理想郷？ †

• 誰もが憧れる理想郷のことを《ユートピア》と呼ぶ。
  これはもともとトーマス・モアが書いた小説が元になっているものだが、これは理想を描いた架空の国の話です。しかし、最近の文学研究の中ではこの話のモデルになった場所はオーストラリアではないか？と言う説が有力になっています。
  

• まず、このユートピアがある場所は、南半球にある巨大な島と言うことになっているのですが、南半球にある巨大な島と言うのはオーストラリア以外には考えられません。（太古の昔から言われ続けてきた、ムー大陸やアトランティス大陸も実はオーストラリアでは無いか？と言われている）
  

• トーマス・モアが書いた小説の中ではそのユートピアと言う島の真ん中には内海が広がっているとなっているので「じゃ違うじゃん」と思いがちですが、実はトーマス・モアの時代にはまだオーストラリアは未開の地で、その広大な土地の中央には海（湖）があるのでは？と思われていました。
  さらに、小説の中では先住民族は罪人で、それを入植した人々が厳しい罰を与えると言うくだりがあるのですが、これは先住民族（アボリジニ）を迫害したことを入植者側から都合良く描いたと思われる描写だったりします。
  

• その小説では人々は夢のような生活をし、労働などはしなくてノンキに暮らしているのですが、その裏側では奴隷?にした先住民族をこき使っていたりします。つまり「自分たちにとっては理想郷」と言うことだったのです。
  

更新履歴 †

• 2001.05.15：知泉