マンボウ

ま【まんぼう：翻車魚】魚

解説 †

• ノドに格子があり、ところてんを押し出すようにして好物のクラゲを細かくして食べる。

• マンボウが水面で横たわってじっとしているのは、皮膚についた寄生虫を鳥に食べてもらうため。マンボウのジャンプも衝撃で寄生虫を取るため。

名前 †

• こどもが身に付けるお守り袋の「万宝」に似ているからマンボウと呼ばれるようになった。

• フランスやドイツでは満月の形をしていることから「月の魚」と言う意味で呼ばれる。

• マンボウの学名はモラモラ。実にのんびりしていてお似合いの学名。しかし漢字で書くと『翻車魚』と、やたらに重い物になる。

• マンボウの一種に「ヤリマンボウ」というのがいる。尾ビレが槍のように長いから。

子沢山・・・・だけど †

• この地球上でもっともたくさんの卵を産むのは、魚のマンボウ。
  一度の産卵で３億程の卵を産むが、もともと体の弱い魚で、成魚になるのはその中で２、３匹と言う少ない数なので、海がマンボウで埋まるという事はない。

更新履歴 †

• 1999.00.00