マリー・アントワネット

人名ま【マリー・アントワネット】

1755年11月02日　マリーアントワネット誕生 †

• 1755年.11月2日にオーストリア女帝マリア・テレジアと夫フランツ1世の間にマリーアントワネットは誕生しました。
  マリーアントワネットは少女の頃から絹のような美しいブロンドの髪と、蒼く輝く眼をもち、白い肌は真珠のようにつややかだと詠われていました。
  

• マリア・テレジアは約30年間に16人の子供の母親になった。
  そして、マリー・アントワネットはマリー・テレジアの15番目の子供。

• 音楽家モーツァルト?は6歳の時にマリーアントワネットと知り合いプロポーズをした。ちなみにこの時マリーアントワネットは7歳。

1770年　マリーアントワネット・ルイ16世と結婚 †

• 1770年?、フランスのルイ15世の孫のルイと結婚しました。
  その時マリーアントワネットは15歳、ルイは16歳だった。
  

• 結婚式の時はオーストラリアの物を全て捨て去りフランスに嫁ぐと言う意味で、国境で全裸になりフランス側が用意した衣装に着替えた。

• ルイ16世は日記を付けていたが、結婚式当日の日記には「(特筆すべき事は)何も無し」と書かれている。

• マリー・アントワネットとルイの間には結婚8年間、子供が出来ませんでした。
  と言うもの旦那のルイ16世は完全包茎だったために、勃起をすると激しく痛みを生じるという恐怖があり、結婚当初はインポテンツ状態で、ルイも極力そっち方面の事を考えないようにしていました。
  つまり子供が出来なかったのも無理はなかったのです。
  しかしフランス王としては、世継ぎが出来ないと言うのは困ったものだと言うことで、ついに結婚8年目に意を決して包茎手術を受け、めでたく待望の子宝に恵まれたというのです(ルイ17世)。

• マリー・アントワネットの出産は公開出産で多くの人が病室に押し掛けた。

• ハンカチを四角いものと規定したのはマリー・アントワネット。

ケーキを食べればよい †

• 食糧が無くなった時「パンがなければケーキを食べればいいのに」と暴言を吐いたとされているが、ヨーロッパの一部では、食糧が無い時には乳製品で作ったお菓子のような物をたべていたらしい。

• フランスが大飢饉に見回れたときに、市民がパンを安くしろ！と抗議デモを行った際に、そのデモを高見から見物しながら『パンがなければ、ケーキを食べればよいのに』とマリーアントワネットが語った。
  この庶民の現実生活を把握していない贅沢ぶりが、後にフランス革命に繋がることになった。とされている。
  しかしこのセリフには出典が存在する。それは哲学者ジャン・ジャック・ルソーが書いた『告白』と言う作品の一節。
  

• ただし、そこには「私はあるえらい王女様の思慮の無い言葉を覚えている」と前書きをされて上記の有名なセリフが記載されているだけで、文面には一切マリーアントワネットが語ったとは書かれていない。そして文面からマリーアントワネットの事を表しているという意図もくみ取ることは出来ない。
  実はこのセリフをマリーアントワネットが語ったと言い出したのは、当時の革命派によるプロパガンダだと思われている。
  

• さらに元々、当時のフランス法には、「食糧難の際にはパンとブリオッシュ(ケーキ)を同じ値段で売りなさい」と言う項目も存在していた。
  

1793年10月16日　マリーアントワネット処刑される †

• ルイは結婚から4年後に国王ルイ16世となるのですが、優柔不断で政治的なことは全然判らず、国歌の財政を最悪な状況に追い込んでしまいます。

• そんな財政なのに反して、マリーアントワネットは贅沢が大好きで、豪華な貴金属で着飾り、豪華な食事を食べ、貧困にあえぐ民衆の反感を買っていたのです。
  その結果、1789年、フランス革命が勃発し、国王ルイ16世と共にマリーアントワネットも捕らえられたのです。

• そして1793年?.1月21日にルイ16世が処刑されたのに続いてマリーアントワネットも10月16日、コンコルド広場で処刑された。
  その時、マリーアントワネットは38歳でした。
  
• ギロチンで首をはねられたマリーアントワネットを見て、群衆は「共和国万歳」と叫んだ。

• ちなみにその時処刑で使用されたギロチンは前年1792年に考案されたばかりの物です。