ホルモン焼き

ほ：ホルモン焼き(ほるもんやき)

大阪出身 †

• ホルモン焼きとは、豚などの臓物を焼いた料理ですが、特に小腸の串焼きをこう呼ぶ場合もある。
  実はこの呼び名は現在、全国区になっているが、それ以前は関東では《モツ焼き》《焼きトン》などと呼んでいた。
  
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語源 †

• このホルモン焼きと言う名前ですが、ホルモンとは体内の組織や器官などを調節する生理的物質の事を言って、男性ホルモン・女性ホルモン、あるいは甲状腺ホルモンなどが一般的に知られています。
  ところが、このホルモン焼きと言う名前にはそんな学術的な意味などなく、一般的には「豚の臓物なんて棄てるもの」と言う意味の大阪弁「ほうるもん」がいつしかホルモンになって定着したというのが定説になっている。
  
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• 別の説として、前述の医学的なホルモンが絡んでくるものとして、内臓を使った料理なので、いわゆる本物のホルモンが大量に含まれているからと言うものがあるが、どうもこの説は弱すぎるので、「ほうるもん」説が当たりらしい。
  
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医学的見地 †

• よく民間療法的な意見で、腸が弱っている時は腸を食べ、足が弱っている時は足を食べるなどと言うが、確かに豚の腸は人間の腸にも良い影響を与える。
  
• が、食べ過ぎはよくない。食べ過ぎると尿酸値が上がってしまい、痛風の原因になる可能性があるという。
  
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