フィルム

ふ：フィルム(ふぃるむ)

フィルムの豆知泉 †

• 写真用35mmフィルム（24枚撮りとか36枚撮りとか）が納められている円筒状のケースの名称は「パトローネ」という。ドイツ語です。

フィルムの有効期限 †

• 最近はデジタルカメラが一般的になってきましたが、やはりどんなに画素数が上がってもフィルムを使ったアナログカメラとは違う物だと思ったりします。
  しかしアナログカメラは撮影するときは楽しくても、ついつい現像に出すのを忘れてしまったりしがちです。その為に、大掃除などの時に「これ、いつのフィルムだ？」などと言うモノが出てきたりします。
  あるいは普段デジカメばかり使っていると、ずっと昔に購入したフィルムが有効使用期限切れになってしまったりします。
  

• フィルムというのは、ベースにアセテートが使用されていて、その上に感光性化学物質としてハロゲン化銀や発色剤のカプラーなどが含まれた乳剤が層状に塗られています。
  その乳剤部分に光が当たることによって、像となって記録されるワケですが、問題は古くなってしまうと光が当たらない状態でも、感光性化学物質・ハロゲン化銀が化学変化を起こしてしまうのです。
  この化学変化が続くと、感度は低下して、身露出部分の濃度上昇、カラーバランスの変化などが起こり、撮影出来たとしてもぼやけた物しか映らなくなってしまうのです。
  それがさらに悪化すると、何も映らなくなってしまいます。
  その為に、フィルムの有効期限は製造から１〜２年とされているのが通常です。
  

• とりあえず、冷蔵庫などに保管することによって寿命は延びますが、極端には伸びないので大量にまとめ買いをするのは控えた方が無難だといえます。
  さらに、大昔に撮影したフィルムを現像した時に、昔つき合っていた彼女の写真などが出てきて、揉めたりする可能性もあるので、撮影したフィルムも早めに現像することをおすすめします。
  

更新履歴 †

• 2001.02.05.知泉