バリカン

は【バリカン】

バリカン †

• バリカンの語源は、フランスの製作会社名「Barriquand et Marre（バリカン・エ・マール商会）」
• 1883(明治16)年、フランス駐在の外交官だった長田桂太郎が日本に持ち帰り、1885(明治18)年、理髪師の鳥海定吉が使用して普及した。
  長田桂太郎が持ち帰った物がバリカン・エ・マール商会の物だったために、「バリカン」という名前で普及してしまったが、本来フランス語では「トンズーズ(tondeuse)」と呼ばれているので、トンズーズが一般名称になった可能性も高い。 ちなみに英語では一般的には「ヘア・クリッパーズ(hair clippers)」と呼ばれる。

• バリカンが一般的になった戦後になって「語源はいったい何だ？」と思った言語学者・金田一春彦氏が何年も掛けてやっと語源に辿り着いたと言われています。