バーコード

は【バーコード】

バーコードの豆知泉 †

• 10円でおなじみだったチロルチョコが20円に値上げしたのは、10円の頃のサイズではバーコードを付けるスペースがなかったという理由。量を大きくしてバーコードのスペースを確保した。

バーコード第1号 †

• 1974(昭和49)年.6月26日、アメリカのオハイオ州?トロイのマーシュ・スーパーマーケットにバーコードの読み取り機の第1号が設置された。
  
• そして8時開店の1分後に記念すべきバーコードを付けた商品が始めてレジを通過した。
  この歴史的な記録を作った商品はリグレーのチューインガムだった。
  

バーコード誕生 †

• バーコードが開発されたのは1972年、アメリカのRCA社でですが、現在使用されているバーコードはRCA社の物を発展させたIBM社の物です。
  
• アメリカでは1930年代頃からレジの自動化や商品管理の研究が進んでいましたが、最終的な導入決定の理由はレジ係の関節炎が頻発した事による物でした。
  

• その頃、アメリカで一般的と言われたレジスターはプッシュ式でキーが硬かった。おかげでレジ係に指の関節炎が絶えなかったのだ。
  
• この条件を改善しようと開発されたのだが、そのお陰で専門職的だったレジ係の教育が簡単になりパートタイマーなど、すぐに実践の場に出ることが出来るようになった。
  

バーコードの内容 †

• 発表当時のRCA社バーコードと現在のIBM社バーコードはそこに書かれている内容が違います。
  とりあえず将来をも見越して開発したバーコードでしたが、企業の数、商品種類の数などが予想以上に増えてしまった為に、現在の13桁の新しいシステムに移行せざるを得なかったのです。
  

• バーコードの下に書かれた13桁の数字は、最初の2ケタが商品の製造国（日本は最初49でしたが、メーカー登録社数がいっぱいになった為、1995年から45も使用されている）
  次の5ケタはメーカー名表示
  その次の4ケタは商品アイテムを示すコード
  最後の2ケタが偽造を防ぐためのチェックデジット
  この数字の中には商品の値段などの情報は入っていません。
  その情報は読みとる側の機械にインプットされた「00000と言う商品は」と言う情報によって計算されています。
  

• このバーコードを使ったシステムのおかげで、商品売上が1個単位で解るようになりました。しかし逆に売れていない商品も明確にされるため、売れずに消えてゆく速さに加速度がかかりました。
  

更新履歴 †

• 2000.00.00