ナイキ

な【ナイキ】NIKE

語源 †

• 社名でブランド名にもなったナイキ「NIKE」とはギリシャ神話に登場する勝利の女神の事で、ブランドマークの三日月?は、勝利の女神の翼を表している。
  
• ちなみに、このブランド名をワザと「ニケ」と呼んで笑いを取る事もあるが、ギリシャ神話では「ニケ」と言う読み方でも間違いではない。
  

知識 †

• 1964(昭和39)年、オレゴン大学の陸上選手とコーチ(Philip Knight)がそれぞれ5500ドルを出して、日本製のシューズを300足輸入して売った事から始まる。
  この時に輸入した日本製のシューズとはオニツカのタイガーと言う物。オニツカは現在のアシックスの事。
  そこで儲けた利益で自社製品を開発し、当時アメリカでジョギングブームだったことに乗り急成長を果たした。
  

• ナイキのシューズが有名になったのは1972(昭和47)年のミュンヘンオリンピックでのこと。
  マラソンのアメリカ国内予選の際に、出場選手にナイキのシューズを無料提供した。
  その結果、上位7名のうち4人までがナイキのシューズを履いてゴールする事になった。
  

• そこで早速「トップ七人のうち四人までがナイキの靴をはいていた」と言うキャッチコピーでCM展開をして、一躍トップメーカーに踊り出た。
  実は「トップ七人のうち四人」と言っているが、一位から三位までの本当のトップだった選手は全員アディダスを履いていた。
  

• ナイキ創業者：フィリップ・ナイト(Philip Knight)
  1938年02月24日　アメリカ生まれ
  

更新履歴 †

• 1999.05.26