シナモン

し【シナモン】

薬にもなる †

• シナモンの一種に日本でも古来より、そのまま木?をかじったり、飴にして親しまれている『ニッキ』があります。
  もともとは『肉桂：にっけい』と言う木だったのですが、いつしかニッキと言う呼び名になっていました。
  

• ニッキはシナモンと同様にクスノキ科の木の樹皮を使用されています。
  シナモンはパンやケーキ、はたまたシナモンティ・シナモンコーヒーなどにも使用されています。
  もともとはセイロン（現在のスリランカ）出身の樹木で、その幹や枝の樹皮が使用されています。
  

• それに対してニッキは日本原産の樹木で、使用されるのは根の部分の樹皮です。
  実はこのシナモンとニッキは薬としても使用されている。
  シナモンは粉末にしたものが、健胃剤・かぜ薬・防腐剤・消臭剤として使用されている。さらに根や葉を蒸留すると、シナモン油と言う精油が採れる。これは香料として使われる。
  

• ニッキのほうも、解熱剤・健胃剤・鎮痛剤として漢方薬の材料になっていたり、シナモンと同様に香料として使用されている。
  

更新履歴 †

• 2000.09.05